ネタバレってどこまでオッケー?感想ポストにつられて忍たま観てきた結果
こんにちは、眸(ヒトミ)です。
先日劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師を観てきました!
映画の感想は後ほど語るとして、
忍たまなんて小学生以来で「最近は女性人気が高まってるらしいよね」くらいの知識しかない私が、なぜ映画館まで足を運んだかと言うと
Xで見た感想ポストで興味が湧いたからです。
そこで思ったのですが、
物語のネタバレってどこまで・いつまで許されないものなんでしょうか?
私個人の意見としては、「多少のバレなら人を招くこともある。ただバラす内容には注意が必要」だと考えています。
あと自身の創作で、創作者自身が「ネタバレ」を恐れて発信を敬遠してしまうことについて話をしていけたらなと思います。
「そんなのいいから忍たまの新鮮な感想をくれよ!!」という方は目次からページダウンしてください。
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「ネタバレ」はどこまで許されるの?
ネタバレ以外にもオモバレやエモバレがある
物語の核心に触れる「ネタバレ」の他に、「めっちゃ面白かった!」とバレてしまう「オモバレ」や、何も言わなくてもニヤニヤしてて態度でその面白さを匂わせてくる「エモバレ」などがあるそうです。
私はわりと「オモバレ」した時点で、映画だったら「早めに観とくか」と映画館に足を運びます。
理由は面白そうだから観る、よりも人からネタバレを食らうのが嫌なのでさっさと消化させてしまう意識の方が強いです。
幸い忍たま関連のポストは「土井先生が……」「雑渡昆奈門ヤバすぎる!!」みたいな二次創作イラストがちらほら流れてくる程度で済んでいましたが、
特に重要なシーンを挙げたポストを先に見てしまっていたら、あの時の衝撃はなかったんだと思うとやっぱり私はネタバレする人に対してちょっと厳しくなっちゃいます。
SNSより先に映画を観ておいたおかげで、後日ネタバレポストを見かけても平常心で読み流すことができました。
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みんなが気を遣った結果、誰もネタバレできない窮屈な空気がネットに広がってしまった
「ネタバレ絶対NG」な人に配慮するあまり話題にならず、興行収入が伸び悩む……という話を聞いたことがあります。
オモコロの記事では「公開から1年経てば時効」と永田さんは挙げています。
ですが、公式側は映画館で映画を観てほしいわけで、そのためには先に観た人の「面白かった!」という声が必要不可欠ですよね。
ネタバレされるのが怖い人はARuFaさんのようにSNSを遮断してまっすぐ映画館に向かうことをお勧めします!
ちなみにハイスピード推理アクションゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生-」の全エピソードが配信可能になるまでにはおよそ12年かかりました。
とにかくやってみそ。
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一次創作は自らオモバレしてけ
X上では、自らの創作でも「これ以降はネタバレになっちゃうから…」と口をつぐんでしまう人をよく見ます。
これ、本当にもったいないことだと思うんです。
なぜかというと、残念ながら同人活動においては創作者自身が発信していかないと人はすぐ離れてしまうからです。
さらに嫌なのはそれがまだ作品にもなってない場合。
マンガ・小説書きあるあるですが、「最高のネタを思いついた!!」と思ってもいざ書き始めると「あんまり盛り上がらないな…?」ってことがすごく多いです。
ずっと『最高のネタ』についてぐるぐると考えを巡らせていたので、他のネタも思いつかず…
筆が進まないからいつまでたっても本が出せない。
これの解決策は「1つのネタに執着しないこと」です。
思いついたらとりあえず書き出して脳内から切り離してしまうことをおすすめします。
なんならXにポストしてしまってもいいと思います!
「その案いいね!読みたい!」と誰かに言ってもらえた方がモチベ上がりませんか?
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劇場版 忍たま乱太郎 感想
さて、Xでは「忍たまなんて小学生以来だから話についていけるか不安」と言ってる人を多く見ました。
さすがに「土井先生ってなんでこんなに好かれてんの?」レベルだと90分の上映時間では彼らの関係性についていけない気はするのですが、
「小学生の頃見てた」「ドクタケの稗田 八方斎っておじさんいたわ~!」くらいで全然問題なかったです!!
鑑賞前は「女子人気が高まってるし、言うて忍たまって子供向け映画なんだからそんなにストーリーって重要視されてないんじゃない??」と思ってました。
とんでもなかったです。
とんでもなかったです。
暗がりに真っ赤なヒガンバナ、燃える炎と赤ん坊の泣き声が響く映像を見てゲ謎(PG-12)始まったんかと思った。
忍たま乱太郎の舞台は室町時代だそうですが、その当時の生活ぶりやライフスタイルなど、小学生ぶりに観た身としては「彼らってこんな生活してたんだ!」とても新鮮に感じられ、劇場版では特に当時の生活の過酷さみたいなものも映していて大変興味深かったです。
具体的には川辺で簡素な木組みにムシロに包まって寝てる人、忍者らに倒されて横になってる足軽や終盤の飢えた民衆たちに炊き出しを配るシーンで、伸ばした女性の腕の細さ……など。忍術学園「外」の描写が多く、当時テレビで見ていたものとは一味違った「忍者映画」でありました。
周囲がこんな状態でものびのび落第忍者やってるの……実は忍術学園って教育機関はすごくコスト割かれているのか??
他にも忍者と言えば手裏剣!まきびし!すいとんの術~ってイメージですが、実は村の人と仲良くなって情報を聞き出したり、人・モノの流れを見て敵国の動きを予想することも忍者のお仕事なんですね。
プロ忍者として活動されている利吉さんらに対しての上級生の態度で忍者間での上下関係が垣間見えたり、そんな利吉さんらを軽くあしらえる組頭、先生方の実力の差など見どころたくさん。
きり丸の身の上は知ってはいたけど、「こんな環境下で育ってたの??!!」て胸を締め付けられる思いでした……!
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あと!!!
そんなきり丸が土井先生に対して、ドクタケの軍師としてこちらに刃をむけていることより「生きてた」「やっと会えた」と安堵していたシーンは、彼が土井先生のことをどれだけ慕っているかが伝わってきて胸を打たれましたね。
それと!!!!!
私の最推しは利吉さんなのですがちょっ……
ズルくないですか?????????
「いい忍者映画だ……」と思ってたら最後の最後に爆弾投下された気分です。
もう二度と行く。
それではこの辺で。
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