時間泥棒はせせら笑う[日常の話]
こんにちは。思い出しては忘れ去られるこのnoteのアカウント。感化されては使わず、また感化されては使わず……。そんな感じでまた起動したこのnote。二度あることは三度あるとなるか、三度目の正直となるか。まぁ多分前者ですね。
歳月が経つのは早いもので、オドオドもしていたが何処か鋭気にも満ちていた田舎者の18歳は、胡坐をかいて生欠伸をする三年寝太郎も顔負けのものぐさな21歳になり果てました。「とは言え、幾分かの成長はしているんでしょ?」とお思いになる皆さんに残念なお知らせです。
そんなことは一切ありません。
実感する成長などは雀の涙ほどもありません。第三言語が話せるわけでもなく、役立つスキルを得たわけでもなく、SNSの「いいね!」に一喜一憂する日々の三年間でした。「もう諦めてください」と言われたら諦める道を喜んで受け入れる位には退廃的です。
政治哲学者J・S・ミルが残した「満足な豚であるより、不満足な人間である方が良い。 同じく、満足な愚者であるより、不満足なソクラテスである方が良い」という言葉は有名だ。しかし今の僕は、頑固さと高慢的な心根から、不満足な人間にも満足な豚にもなれず、何かを貪ろうとあがいている不満足な豚でしかないです。それも叶わないから、あがくのすらやめようとしています。
三年という歳月を奪い去った時間泥棒は、今頃どこかで僕のことをせせら笑っているでしょう。紛れもなく、それは過去の僕自身なんでしょうが。
それでは。
P.S. 久しぶりに何か書くか、と息巻いて書いたらこんな内容しか書けなかったです。いい加減こういったネガネガな文章ばかりを書くのは止めにしたいと思った、水無月の初頭。
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