
きっちゃんのつぶやき「人と比較せず、わが子を信じて」
今朝は、雪がちらちら舞い散る寒い朝となりました。今日で1月も終わりです。早いですね。
私の好きな言葉に、「人と比較して劣っているといっても、決して恥ずることではない。けれども、去年の自分と今年の自分を比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである。」というのがあります。これは、松下幸之助氏の言葉です。
他の子とわが子を比べる保護者の方がいらっしゃいますが、大切なのは、比較するのではなく、わが子の成長です。ですから、少しでも成長したことがあれば、それを大切にし、いっぱい褒めてほしいと思います。「わが子はできる」と信じてやってください。ただし、時間のかかる場合もあるんだと理解しておいてください。
子どもを伸ばすには、上手に褒める、認めることが大切です。大切にしたいのは、子どもたちが「ぼくにもできる。私にもできる。」「自分は大切な存在なんだ。」と自尊感情を持ち、「自分が好きです。」と言えることです。
そういった視点で家庭を見ると、家庭の中は、小さな成功体験を得る貴重な場所です。家事のお手伝いをした、一人で留守番ができた、弟や妹の面倒を見たというような小さな体験の積み重ねによって、子どもたちはだんだんと自信をつけていきます。家族の一員としての務めを果たしているという満足感も得られます。
きっと家庭の力になってくれますので、わが子を見なおすことにつながるのではないでしょうか?