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秒速5センチメートルを見た。
どこか、見なければならない気がした。

新海誠の描くヒロインはどこか現実味がない。
言葉も。故に鮮やかに感じる。

映画への否定的な意見があることを知った。理解できる。むしろ、そのような意見があるからこそ新海誠は好きだなとも思う。
開き直った単純さよりも、根暗で陰湿な複雑さの方を評価してほしい。


いつかの疑問の答えを得たような気もしたが、まだ否定していたかった。いつまでも受け入れられないのであれば孤独であることは承知である。

出す当てのないメールを打つ癖。
渡されることのない手紙。届かない言葉。
同義でありこの文章達は無意味だろうか。

美しい映画を見た。

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