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カカオ86%!キャリコン論述試験!

国家資格キャリアコンサルタントの
論述試験には、とにかく気合を入れて
挑みました。

もともと学生時代から国語の
「この時の主人公の気持ちを述べよ」
のような問題が大好きでした。

文章を書いたりまとめるのも得意で、
仕事や私生活で褒めてもらうことも
多く、早い話が、

わたし、論述だけは絶対楽に行けるな

と、勝手に調子に乗っていました。

毎度過去問で「合格点ギリギリアウト」
の残念な結果を叩き出す学科試験や、

参加したロープレ(実技試験対策)の
フィードバックで自信をへし折られて
(もう、練習参加せぇへん‥‥)
とひとりぼっちで練習を重ねる日々で、
参照➡(キャリコン試験勉強①落語家になろう。

唯一の「これは得意!」が論述試験でした。

得意分野は勉強も楽しくなります。

何回解いても同じ問題で間違える己の
アホさ加減にげんなりしたら、さあ、
ご褒美タイム。論述試験を解いて良し。

毎日毎日必ず解き続けていくうちに、
学科試験の点数は自分でも引くくらいに
上がりませんでしたが、論述試験の
解答時間は20~25分に短縮、
「自分の型」というのも見つかりました。

あちこちのサイトや本で読む限り、
どうやら30点台後半が好成績のようです

(もしも40点近く取れたら天才かしら)

そんな浮ついた気持ちで迎えた試験当日、
開始早々ビビりました。

試験開始の合図の瞬間、周囲の席から
ものすごい勢いでペンを走らせる音が
響き始めました。

問題用紙を開くや否や、ザーッ、
ザーッと線を引く音が絶えず聞こえます。

(え、まだ問題を読み終えてもないのに?)

そして思い出しました。

論述試験の解答方法として「自己理解不足」
「仕事理解不足」「コミュニケーション不足」
などに該当する部分にアンダーラインを
引いて行け、と教えていた人がいました。

それを実践している人がいるのか。
というか、前後左右、そうじゃない?!

みんな早すぎるぅううう!!!!!!!!

そのスピードと耳に飛び込んでくるペンの
音に圧倒され、頭が真っ白に。

もともと小心者で右に出る者がないんじゃ
ないかと思うほどの「緊張しい」です。

開始から約30秒、わたしは固まっていました。

(あかん、問題読まな・・・・・)

必死に問題用紙に目をやるのですが、
全く頭に入って来ず。

この相談者は何を訴え、何が問題で、
その根拠を探し、どう支援していくか、
そのためのピースを見つけようとしても、
頭が動いてくれません。

(あかん・・・・時間・・・・)
怖くて腕時計を見ることも躊躇ったわたしは、
腹をくくりました。

(とにかく書けぇええええ!!)


カチコチのセメントのように固まっている
指先に力を込めて、ペンを走らせ始めました。

ラスト2ヶ月、論述試験を1日最低1回は
解いていたおかげで、応答待ちの頭を
介さずともペンを握る手が反応出来ました。

(とりあえず書け、書け、書き進めぇ)

手を動かし始めると、遅れて頭の方も
問題を解読し始めました。遅いてー。

そして気が付けば、試験終了の約10分前。

とにかく必死に答えをひねり出し、
時間内に書き上げ、誤字脱字や
「てにをは」などの使い方の間違いも
丁寧に見直し、

(これでなんとか、合格点行ける・・・?)

という状態の解答用紙に仕上げられた頃、
試験時間は終了しました。

解答用紙を回収されたあと、思わず
机に突っ伏しました。

誰が天才じゃい。合格点すら危ういわ・・・

なんとか合格点をクリアし、先日届いた
合格通知はわたしにとってはビターな
ものでした。

そのうちお子様向けミルクチョコくらいの、
甘やかな結果をいつも出せるよう、
精進したいと思います。

今回の論述試験は、試験翌日から今日までに
2回解いてみました。

試験では浮かばなかった視点で答えてみたり、
試験では「これ、点もらえる?」と不安で
答えられないような攻めた答えを考えてみたり。

またそちらも載せられたらと思います。

論述試験結果、カカオ86%って感じでした。








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かりん
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