「こんな解答はどうでしょう?」第24回キャリアコンサルタント論述試験問題解答例(協議会)
2023年11月に実施された協議会の
「第24回論述試験問題」を解いてみました。
論述試験は模範配当例がないので、
この解答が「正しい」か「間違い」は
分かりません。あくまで、
「へえ、こんな風に答える人もいるのか~」
と、いうひとつのご参考になれば幸いです。
※解答用紙に実際にシャーペンで記入後、
文字起こしして文字数をカウントしました。
今回の相談内容をざっくりまとめると、
という、働くママからのご相談です。
ここからはわたしの解答例です。
設問1 事例記録の中の「相談の概要」[略A]の記載に相当する、相談者がこの面談で相談したいことは何か。事例記録を手掛かりに記述せよ。
15年ぶりの仕事は楽しいが、教育費の不安と、
それを解消しようとする(=正社員登用)
と起こる不安要素(子供のサポート等と働くペースの変化)
が相談者が訴えたことだと思いました。
設問2 事例記録の[下線B]について、この事例を担当したキャリアコンサルタントがどのような意図で応答したと考えられるか記述せよ。
ラポール形成とは➡
ラポール(rapport)はフランス語で
「架け橋」「橋を架ける」という意味で、
相談者との関係性を構築することです。
設問3 あなたが考える相談者の問題(Ⅰ)とその根拠(Ⅱ)について、相談者の言動を通じて、具体的に記述せよ。
イラショナルビリーフとは➡
非合理的な思い込み、信念のことで、
白黒思考・凝り固まった考え方のこと。
「マイナス思考」「感情的な決めつけ」
「結論の飛躍」などが挙げられます。
逆に柔軟で現実的な考え方を、
「ラショナルビリーフ」というそうです。
中長期的な視点とは➡中長期的というのは、
3~5年の期間だそうです。
相談者の場合は3年後、お子さんは20歳と14歳、
5年後は22歳と16歳です。
毎日のサポートや教育費も変わってきますね。
ここからは有料記事になります。内容は、
・設問3(Ⅱ)の解答例(110文字)
・設問4の解答例(260文字)
サンプルをちらっと。
おまけ資料として「こんな考えは?」という
今回の問題全体に対してのコラムを掲載。
サンプルをちらっと。
と、ボリューム満点の記事になっています。
受験勉強や自己研鑽のヒントになれば嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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