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三鷹駅〜吉祥寺駅===============「まことちゃんハウス」を目指して=======玉川上水沿道&三鷹市住宅街を歩く=====楳図かずお先生を偲んで============ゆるてくウォーキング〈4〉


先月(2024年10月28日)亡くなられた漫画家・楳図かずお先生を偲びつつ、先生の終焉の地、吉祥寺駅周辺を目指すウォーキングを試みた。
《 4時間(休憩含む)  約1万歩 8km 》

1.JR三鷹駅→風の散歩道

JR三鷹駅南口のペデストリアンデッキを吉祥寺駅方面に降り、
交通量少なめ、長閑な「風の散歩道」(玉川上水沿道の一部)へ。
「風の散歩道」
太宰治入水の地はこの辺り。
「玉鹿石(ぎょっかせき)」(故郷である青森県から取り寄せられた特産の石碑)がある(写真は無し)。

2.山本有三記念館

1936(昭和11年)から1946年(昭和21年)GHQに接収されるまでの約10年間、
山本有三氏が家族と共に暮らした旧宅跡。
筆者訪問時は、山本有三氏の同級生・近衛文麿氏の企画展が開催されていた。
大正末期に建てられた本格的洋風建築。
三鷹市有形文化財に指定されている。
今でも十分住めそうな立派な造りの建物。
建物前のもみじ、紅葉していなかった。残念!
綺麗に整備されている庭は、公園として無料開放されている。
「路傍の石」は、この家で執筆された。
2008年(平成20年)、現上皇上皇后両陛下もご来訪。
1階の暖炉(上)、階段のステンドグラス(右下)は見所。
洋室からリフォームした2階の和室(左下)で、様々な作品が執筆された。

3.井の頭自然文化園→トーホーベーカリ

山本有三記念館から玉川上水を挟んだ向かい側は「井の頭自然文化園」
園内には動物園彫刻館がある。
子供達の遠足にピッタリの場所だが、
大人でも、時間がある時、じっくり見学してみたい施設だ。
井の頭恩賜公園内の玉川上水沿道(右上)、静かに森林浴しつつの散歩道には最適。
公園内付設のテニスコート(右下)8面、平日昼間でも中高年プレイヤーで大盛況。
テニスコートの隣は「三鷹の森ジブリ美術館」(左下)。
三鷹市で有名なパン屋さん「トーホーベーカリー」
駅からは遠く、決して便の良い立地ではないが、次々とお客さんがやって来る。
筆者は、平日午後2時頃来店。
平日でも数十分並ぶとの口コミもあったが、幸運にも5分程の待ち時間で購入できた。
パンの種類も沢山あり、どれを購入するか迷いながら店内で列待ちする。
結局、7種類のパンを購入したが、確かにどれも美味しい。
近所に住んでいたら、絶対に通ってしまうだろう。

JR吉祥寺駅南口よりバス約10分「下連雀」バス停より徒歩1分。
「井の頭自然文化園」からは、吉祥寺駅と反対方向へ歩いて15分前後。

4.三鷹市住宅街&学校

住宅街の中の公園は、近道、抜道になっているところも。
今回は立ち寄らなかったが、この地区の住宅街には
童謡「赤とんぼ」の作詞家「三木露風の旧居跡」もある。
緑豊かな閑静な住宅街の中、小中高大学、多くの学校と会遇。

5.玉川上水緑道 牟礼地区公園

玉川上水緑道
玉川上水緑道 牟礼地区公園
平成前半までは雑木林だった場所が、今や立派な公園に。
緑道の一角なので、トイレ等の設備はありません。

6.井の頭恩賜公園

「玉川上水緑道」から「法政大学中学高等学校」校門に出る。

「井の頭公園通り」経由で
井の頭の住宅街を通り抜け、
井の頭恩賜公園入口へ。
徒歩10分前後。
昭和時代から変わらぬたたずまいのお休み処「泳遊亭」(左上)。
年月が経っても、公園内の風景は変わらず。
11月下旬に入り、落ち葉と黄葉は半々ぐらいに。

7.吉祥寺南町 高級住宅街&まことちゃんハウス

井の頭池のほぼ中央にかかる「七井橋」(左上)を渡り、
吉祥寺駅方面に続く階段(右上)を上って、商店が連なる「七井橋通り」へ。
「七井橋通り」の右手一帯は、吉祥寺南町の高級住宅街(下)。
楳図かずお先生が大好きな赤白ボーダーは、建物の外壁のみならず、隣地との境界壁にも。
「まことちゃんハウス」の最上階からは、まことちゃんのフィギュアが元気にお出迎え。
細部まで先生のこだわりが感じられる。
門前には献花が。。。哀しいなぁ、寂しいなぁ。

8.本日の休憩処

超遅めのランチは「七井橋通り」沿いのイタリアンレストラン「MOTHERS」
数多ある吉祥寺駅周辺飲食店の中でも人気店の一つに掲げられる店だが、
平日の午後3時は一番の穴場時。他客も少なく、ゆっくり休憩。
もちろん、パスタもサラダもgood!good!
筆者が大切にしてきたキーホルダー。
偉大なる楳図かずお先生に追悼の意を。


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