【第44回】便通異常の診かた【おすすめWebコンテンツ】
テーマ別で弊社のWebコンテンツをご紹介します。
第44回は「診断・治療・処方までわかる!便通異常の診かた」
外来でよく見る消化器症状である便秘・下痢の症状について、
最新のガイドラインに沿った診断・治療から、
薬剤の使い分け、エコーを用いた評価方法など、
読んですぐ役に立つコンテンツをまとめました。
ぜひご覧ください!
■三原流!慢性便秘症診療の極意
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2023年にガイドラインが改訂され、注目度の高い慢性便秘症について、薬の使い方を中心に、三原先生ならではの見解をまとめました。
薬剤の使用法として、下剤使い分けアルゴリズムや塩類下剤投与アルゴリズム、二次治療薬の使い分けなど、三原先生オリジナルの図表を多数掲載。 便秘のタイプにあわせて利用できる漢方や、薬剤性便秘への対応方法も紹介しました。
薬物療法以外にも、便秘エコーの判定方法と治療アルゴリズム、IBSに関わる認知行動療法,排便体位や食事療法などの生活指導といった、薬剤に頼らない方法も伝授。
診療の幅が広がるコンテンツです。
●執筆
三原 弘(札幌医科大学医療人育成センター教育開発研究部門准教授/総合診療医学講座兼任)
■慢性下痢症へのアプローチ〜ガイドラインを超えて
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慢性便秘症に比べてエビデンスが少なく、原因疾患が多い慢性下痢症について、『便通異常症診療ガイドライン2023』の一部をかみ砕きながら、下痢の定義・診察・分類・治療について紹介!
やみくもな診察、検査を避けるためのルーチンとして確認すべき8つの問診事項と3つの身体診察の項目をまとめました。
「とりあえず血液検査を、内視鏡検査を」と診察を進めないための、診断の絞り込みが身につきます。
最初に除外しなければならない薬剤性下痢症(顕微鏡的大腸炎、薬剤性腸炎、irAE腸炎)を中心に、ポイントを解説。
慢性下痢症と下痢型過敏性腸症候群(下痢型IBS)の違いを鑑別フローで解説。
ガイドラインでの推奨度を踏まえて、治療法(食事療法、プロバイオティクス)、治療薬(止瀉薬を中心に)の選択肢と考え方を、フローチャートで示しました。
●執筆
山脇博士(日本医科大学多摩永山病院消化器内科病院講師)
■便秘エコーのいろはにほへと
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便秘の検査法のなかで、エコーは非侵襲的かつ得られる情報量が多く、ポケットエコーであれば在宅医療でも有効な検査機器です。
そこで本コンテンツでは、エコーを用いた便秘診療をまだ実践されていない先生方向けに、エコーの走査手順、診断と治療戦略を具体的に解説しました。
高齢者や小児を例に挙げるなどして、便貯留の部位・便性状の見きわめ、器質的疾患の検索といった、実際の診療の流れを紹介します。
多数のエコー画像と動画を載せていますので、正常症例と異常症例に目を慣らすこともできます。
これを読めば、エコーで便があるのかないのか、便が硬いのか軟らかいのかが分かり、便秘の原因となる器質的疾患をスクリーニングできるようになります!
●執筆
植村和平(北海道家庭医療学センター、栄町ファミリークリニック総合診療科)
■クリニックでのPOCUSによる便秘診断
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このコンテンツでは、大腸のどの部位にどの程度の便が貯留しているか、腸管スパスムの存在、大腸癌、大腸閉塞の有無など、便秘に関連する大腸の観察方法について解説しています。
便貯留の有無の評価方法として、大腸各部位の横径の総和を用いた客観的な方法を紹介。POCUSによる便秘の判断が明確になります。
また、便秘の背後にある危険な疾患の鑑別方法にも言及。大腸癌や大腸閉塞に気付くためのエコー所見を紹介しました。
それぞれでWebコンテンツ限定の動画付きエコーを含む症例を提示しているので、実践的に学べます。
巻末には著者がおすすめする処方を紹介。大腸全体に大量の便が貯留している、直腸の知覚が低下している等、場面に応じた薬剤選択のポイントを解説しています。
さらに、POCUS上達の極意7箇条も掲載。上達のコツを購入者限定でお伝えします!
●執筆
豊田英樹(ハッピー胃腸クリニック院長)
■【臨床現場で役立つ】便秘のタイプ別 下剤の上手な使い方
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下剤(便秘薬)には多くの種類のありますが、便秘にもタイプがあります。
本コンテンツでは便秘をおなか(大腸)の便秘と出口の便秘にわけ、それぞれの治療に役立つ下剤を解説します。
もちろん漢方薬も多数収載。
「たかが便秘」で患者を死なせないために知っておくべき便秘治療の有害事象についてもまとめられています。
臨床現場でぱっと見て、すぐ分かり、その場で使える一本です。
●執筆
佐々木みのり(大阪肛門科診療所副院長)
■〈日常診療で役立つ〉整腸剤 選び方のポイント
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整腸剤の使いわけに関しては、製剤間の大規模臨床比較試験が行われていないため現在のところ確立されていませんが、本コンテンツでは日常診療に役立てていただくべく、感染性胃腸炎や過敏性腸症候群などの整腸剤の臨床的有用性としての報告がある消化器症状、ならびに代表的薬剤を解説します。
また生薬整腸剤(漢方薬)に関しても、便秘、下痢、またその両方に使われるものについて薬理作用にも触れ詳細に解説。
整腸剤に関するよくあるQ&Aも掲載した、整腸剤選びのヒントがつまった1本です。
●執筆
里 加代子(長崎大学病院薬剤部助教)
兒玉幸修(長崎大学病院薬剤部准教授)