見出し画像

【10月18日は世界メノポーズデー】おすすめ書籍・コンテンツのご紹介

10月18日は「World Menopause Day (世界メノポーズデー)」です。

本記事では、メノポーズ=更年期特有の悩みを抱えた患者を診るときに役立つ書籍・コンテンツを紹介します。

婦人科の先生はもちろん、プライマリ・ケア医・総合診療医の先生方にも
おすすめしたい商品を厳選。
女性はもちろん、男性の更年期障害についてまとめたコンテンツも併せて掲載しました。

この機会にぜひご覧ください。



◆書籍◆『女性更年期 外来診療マニュアル TDCメソッド

B5判/256頁/2色/定価:5,720円

もう更年期障害への対応は怖くない!

◆東京歯科大学市川総合病院の更年期診療、約15年の経験の蓄積を「TDC(Tokyo Dental College)メソッド」として集大成!
◆中高年女性のQOLに大きく関わる症状である更年期障害について、外来で遭遇しうる多彩な訴え・症状に効率的に対応するためのノウハウをまとめています。
◆各種診断や、薬物療法、心理療法、運動療法など治療管理の実際を、豊富なケーススタディを通してわかりやすく解説。
◆その複雑な症状、心理的・社会的要因、脂質異常症・骨粗鬆症など退行期疾患への対応も学べます。
◆産婦人科医のほか、中高年女性を総合的に診る内科医・プライマリケア医、産業医は必読!
◆本書を読めば、更年期障害への対応は怖くない!

●編著
髙松 潔
(東京歯科大学市川総合病院 秋桜外来)
小川真里子(東京歯科大学市川総合病院 秋桜外来)


◆書籍◆『高齢女性診療Q&A

A5判/242頁/2色/定価:4,400円

立ち読みはこちら📖

高齢女性診療でよくある質問について、相手を安心させ、スムーズに診療をすすめるための回答がQ&A形式で分かります!

◆ポスト更年期(=更年期を過ぎた50代後半以降)の高齢女性には、高齢者特有の悩み、女性特有の悩みが存在します。
◆外来で高齢女性特有の悩み・不安を相談されたとき、どう答えれば分かりやすいか、その答えの根拠は何かを、最新のエビデンスを交えて解説しました。
◆高齢女性の診療、看護、介護、ケアの日常現場で役に立つ1冊です。

●編著
小川純人
(東京大学大学院医学系研究科老年病学)


◆Webコンテンツ◆『プライマリ・ケア医のための更年期女性の診かた

立ち読みはこちら📖

5つのステップでアプローチ!
◆更年期に起こる様々な症状を主訴に来院する女性に対して、プライマリ・ケア医はどのようにアプローチすればよいでしょうか。
本コンテンツでは次の5つのステップを提案し、明日からの臨床で実践できるよう、図表を用いて各ステップを具体的に解説します!
・更年期に入っているかを判断
・症状が更年期症状として矛盾しないか判断
・更年期症状をきたす他の鑑別疾患を念頭に置きながら診察を繰り返す
・更年期症状を血管運動神経症状、精神症状,筋骨格系にわけて治療を考える
・心理・社会的背景やその文脈に配慮した治療コミュニケーションを行う
◆このうち治療については、更年期症状に用いる各種治療法の長所と短所を整理したうえで、漢方薬の使い分けや向精神薬、抗痙攣薬など、症状に合わせた薬物療法を解説。また、ホルモン補充療法の適応やエビデンスが示されている補完代替療法、非薬物療法も紹介しています。

●執筆
小串真澄
〔静岡家庭医養成プログラム(浜松医科大学総合診療プログラム)/森町家庭医療クリニック〕
鳴本敬一郎〔静岡家庭医養成プログラム(浜松医科大学総合診療プログラム)/森町家庭医療クリニック所長/浜松医科大学産婦人科家庭医療学講座〕


◆Webコンテンツ◆『プライマリケア医が知っておきたい男性更年期障害の診かた

立ち読みはこちら📖

2022年12月に発刊された「LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)診療の手引き」(2022年版)に基づく、最新の男性更年期障害診療マニュアルです!
15年ぶりに改訂された「診療の手引き」(2022年版)では、男性更年期障害(LOH症候群)の診断基準が前回から変わりました。そこで本コンテンツでは、新しい診断基準について大きく変わった点を示した上で独自のフローチャートを交えて解説するほか、プライマリケア医が専門医に紹介するポイントを提示。
◆男性更年期障害の患者に行うテストステロン補充療法については、①テストステロンエナント酸エステル、②男性ホルモンクリーム剤、③ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン等の薬剤の使用法を概説するほか、効果と副作用、禁忌や注意事項も記載しました。
◆プライマリケア医が実践しやすいテストステロン補充療法以外の治療法については、①漢方療法、②運動療法、③食事療法・健康食品について説明。効果が期待できる漢方薬・健康食品の一覧もお示ししています。
◆テストステロン補充療法により、筋肉・脂肪、血糖コントロール、抑うつ、勃起障害、下部尿路症状等の改善が期待されます。人口高齢化により男性更年期障害の有病者は今後増加することが予想されていますので、本コンテンツを日々の診療にお役立てください!

●執筆
福原慎一郎〔大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学講座(泌尿器科学)講師〕



いいなと思ったら応援しよう!