立ち位置

暇真(いとま)です。

ネットばかり見ていると、世の中には結構無職がたくさんいて、職業訓練を受けている人もいて、みんな適応障害になってて、休職だってするもんだという気持ちになるけど、実際そんな事はない。

まともな人間を前にすると、
私たちはやっぱり「駄目な人たち」に見られて、彼らの目を通して、自分自身が駄目な状況にいる事を知る。

人と関わらなければ、「無職ですがなにか?」と強気でいれるけど、人と関わって「お仕事は?」とか「次は決まってるんですか?」とか聞かれると、あーやばいね、私ってやばいよねという気持ちになる。

社会的立場の形成能力が無く、支払い能力が無い人間…それが無職だものね。すべての無職がそうで無いにせよ、そうである確率が高いものね。犯罪を犯すのはいつだって、社会的/経済的に追い詰められた「無職」だものね。そりゃ危険人物だ。

周りは、見えなければ見えない方が良い。
隔離されていたい。その方がずっと心穏やかに暮らしていける。でも時々何かの拍子で外からの刺激を受けると「あ、今は特殊な状態にいるんだった」というのを思い出す。そして通常に戻らないとね、という気持ちになる。

来年の春には、私は通常に戻るよ。
ちゃんとまともな人間を再開する。今だけなんだ。今だけ、無職でフラフラしてるくせに、楽し気に生きるの。ずっと続くなんて思ってないから安心してくれ。たまに、地に足がついてないことを忘れてしまいそうになるけど、忘れた頃に社会の側から呼びつけられるから、忘れたままでいる事はできない。

自分の立ち位置を思い出すのは、やっぱり苦しい。

2024/11/08_無職日誌(55日目)

いいなと思ったら応援しよう!

暇真
私のnoteを見つけて、最後まで読んでくれてありがとうございます♡