アニソンから見るオタク文化の移り変わり

20年前と今を比べた記事を書くという課題が出たので、私の好きなアニメについての記事を書こうと思います。まずは、今と20年前のアニソンにどんなものがあったか例を出してみます。
20年前は、おジャ魔女どれみのMAHO堂が歌う、「おジャ魔女カーニバル」や、とっとこハム太郎の「とっとこうた」、涼宮ハルヒの憂鬱の「ハレ晴レユカイ」など、今も愛されるアニソンがたくさんありました。また、キャラクターが歌っている曲が多い印象を受けました。もちろんそうじゃない曲もありますが、今のアニメより、より一層アニメ色の強い曲が多いと感じました。

おジャ魔女どれみ


現在のアニソンは、YOASOBIが歌う、機動戦士ガンダム 水星の魔女の「祝福」、推しの子の「アイドル」、Vaundyが歌うチェンソーマンの「CHAINSAW BLOOD」などが挙げられます。人気アーティストが主題歌を担当している印象が強いです。私はアニソンが好きで、よく通学時に聞いているのですが、そこで、個人的に最近のアニメの主題歌はオシャレでかっこいい曲が多いなぁと感じていました。歌番組やサブスクの上位に入っている人気アーティストが作曲したものは、アニメの主題歌だと知らずに聞いている人も多い印象です。

チェンソーマン
水星の魔女

私は今のカッコよく、オシャレなアニソンも好きですが、アニメ色の強い曲も大好きなので、キャラが歌う主題歌が減ってきているのが少し寂しく感じます…。
これらの要因として、配信サービスでアニメがいつでも見られる環境が昔に比べて整っていること、サブスクやYouTubeで気軽にアニソンを聴ける環境があることが考えられました。そして、アニメを見るハードルが下がり、オタクが増えることで、マイナーだったオタク文化が今はオタ活として普及し、ポピュラーなものになったと考えられました。昔に比べてアニメを見る層が増え、アニメの主題歌に人気アーティストを起用することで、より多くの人に見てもらおうということだと思いますが、現に人気アーティストが主題歌を担当したアニメは放送開始前から話題になり、MVもアニメもランキング上位に入っているように思います。カラオケに行っても、上位にアニメの主題歌がたくさん入っていました。テレビ番組ではオタ活特集を組まれることが多くなり、ますますメジャーな文化になりつつあるなと感じます。
このように、現代にかけてオタク文化は様々な層に広がりを見せています。個人的にキャラソンの普及を期待しつつこれからもアニメを見続けていこうと思いました。

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