音楽を聴くこととオタク文化


この記事は学校の課題で書いたものです。情報を結び付けて考えることが狙いなのでとてもこじつけが強いです。予めご了承ください。

以前の記事ではアニソンからオタク文化を調べました。

そして、2000年頃はキャラクターが歌うことが多かったアニソンが、2023年頃は流行りのアーティストが担当する曲が増えたことを報告しました。


アニソン例

この変化の理由として考えられるのは、音楽を聴く手段の変化です。

「音楽」についてのアンケート(2007年7月実施)


Yahoo!アンケート(2023年公開版)

2017年に実施された調査では、店舗で購入したり、レンタルショップでレンタルする項目が多かった一方で、2022年に実施されたアンケートではYouTubeで聴くことが圧倒的に多いことがわかります。自分が聴きたい曲だけお金を払って聴くという手段から、YouTubeのような配信サイトで無料公開されているMVや PV映像、さらにはアニメのOP、ED映像などがおすすめ欄に表示されたり、知人に勧められることで再生する手段に変化していることがわかります。誰でも気軽に見られる環境にアニメがあることでハードルが下がり、より幅広い層の注目を得るために話題性の高いアーティストを起用していると考察できました。

次にオタク文化の普及です。

ビジネス・ブレークスルー大学大学院調査

グラフからわかるように「推し活」に興味がある、あるいはしていると答えた人は半分以上を占めています。これは、オタク文化である「オタ活」が「推し活」と名前を変え、若い世代を中心に普及していることを表しているといえます。

このように音楽を聴く手段とアニメ、オタク文化の変化は密接に関わっていることがわかります。日本のアニメは今や主題歌も作品と同じぐらいの注目度を持ってアニメの世界観の構築に貢献している存在だといえるでしょう。これからも音楽の流行に注目しながらアニメを見ていきたいと思います。

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