"模擬株式会社"の魅力を伝える企画を考える! 佐渡総合高等学校で実施したnoteの出前授業
佐渡島内唯一の総合高校、新潟県立佐渡総合高校。
2年次からは「人文自然科学」「農産・加工」「環境工学」「ビジネス・情報」「生活・福祉」の5系列の中から選択して、専門的に学ぶことができます。
今回noteでは、ビジネス・情報系列の3年生向けに、佐渡総合高校で取り組んでいる「模擬株式会社」の魅力を発信するための出前授業を行いました。
出前授業の目的・概要
「模擬株式会社」では、佐渡総合高校それぞれの系列で作った農作物や、加工品などを、島内外へ販売しています。
ビジネス・情報系列の生徒のみなさんの役割はいわば「広報」や「営業」。経営者さながら商品の魅力を伝えたり、取り組みを知ってもらったりすることが必要とのこと。そこで、「模擬株式会社の魅力を伝えよう」をテーマにnote表現力講座を開催しました。
実施時期:2021年6月
実施した時間:50分授業×2
参加した生徒:高校3年生 19名 ビジネス情報系列
今回は2時間構成です。1コマ目で「企画の立て方」、2コマ目で伝えたい人に伝えるための「タイトルの工夫」について学びます。
企画の立て方の部分では、「だれに」「どうなってほしいから」「何を伝えるか」を考えてみるワークを実施。佐渡、そして佐渡総合高校「模擬株式会社」の魅力を知っている生徒のみなさんの視点で、何を伝えていくべきかを考えていきました。
そして、メッセージの方向性が決まったら、「いかに伝えるか」。今回はタイトルの工夫を中心に授業を展開しました。
短い時間でしたが、その場で考えたタイトル案を、何人かの生徒のかたが発表してくれました!
「佐渡の高校生が運営する模擬株式会社の今までの活動の歴史」
「高校生がやる模擬株式会社STACHの活動をのぞいてみませんか?今すぐSTACH・TOUCH!!!」
「模擬株式会社って?テキトー人間が適当にお教えします」
いかがですか? 私はとても読んでみたいと思いました。佐渡総合高校ならではの「模擬株式会社」の取り組みの輪が、ますます広がっていくといいですね!
生徒のみなさんの反応
授業を聞いて感じたこと、印象に残ったことなど感想をいただきました。その一部をご紹介します。
記事ゴールについて考えたことがなかったのでよい機会になりました。
読み手に伝わりやすく、面白いと思ってもらえる文章を考える事は難しいけどとても楽しいことだと思いました。
日誌をnoteに書いて載せている高校があることに驚きました。
記事を書くにはタイトルが重要で記事の内容はしっかり構成を考え伝えたいことを細分化していくことが大切なことだとわかりました。
(ワークシートに書いた企画を発表してくれました!すごい!)
・・・
実践的な取り組みをされている佐渡総合高校でしたので、「誰に何を伝えるのか」にしっかり向き合う授業にチャレンジしました。生徒のみなさんの思いや取り組みを、さまざまな切り口で伝えていくきっかけになったらうれしいです。
佐渡総合高校の模擬株式会社の取り組みを、今後も応援しています!
noteディレクター 中野
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