特別料金を許せたら大人
腑に落ちないお金を払うシステムを認めることが出来たら一人前の大人だよ という話。
66日ライティングマラソン。5日目、また雨。もう梅雨にはどいてほしいな。
見えないモノへの支払い
脳みそが子供の場合(子供のことではなく脳みそが子供のような考え方しかできない場合)、お金を払う=何かが動く、というイメージしか普通は持ち合わせていません。
モノをお金で買う→買ったモノが手に入る→ハッピー
サービスをお金で買う→買ったサービスをしてもらう→ハッピー
みたいな感じです。わかりやすいですね。
ところが世の中には何もモノが動かないのにお金を支払うケースがあります。
チャージ料金、時期特別料金などがそれです。
少しお高い飲み屋に行ったら席に座るだけでチャージ料がかかります。そう、見えない・動かないモノへの支払いです。
見えない支払いに向き合えるか
私も脳みそが子供だったころ(笑)、この見えない支払いが大嫌いで納得いきませんでした。だって座るだけでお金を取られてしまう。何も得ていないし、してもらってもいない。
こんなのアリか?と憤慨していました(笑)。はい、ほんと脳みそが子供でした。
そりゃそうですね~。ましてやこのチャージ料なんぞ暗黙の了解として業界でまかり通っていてどこにも明示されていない(注:昔の話)。
だからこの手の支払いは毛嫌いしていました。
このことを先輩に話すと、
「お前そんなことも知らかなったの?おこちゃまだねぇ」と笑われ、相手にしてくれません。
「お金の支払いとは何らかの物々交換をすることである」との思考の決めつけがあったんです。
ところがこの決めつけをパぁ~ん!と弾いてくれたきっかけに出会います。
カッコいい女性に言われた一声
仲間と居酒屋に集まって同じような話をしていたときでした。
となりのテーブルで一人落ち着いて呑んでいた着物をきた美人女性。雰囲気も良くてどこかのクラブのママかなとも思いました。その彼女がこちらを向いて一言。
「お兄ちゃんたち・・・その話カッコいいと思ってる?」
嫌な顔して言うこともなく、怒って言うわけでもなく、何か悟りを分けてくれるような優しさの表情で言ってくれたんですね。
賑やかな居酒屋の中で、ここぞとばかり彼女の声に耳を傾けたいと思った機会でした。
彼女曰く、
見えないお金の支払いは未来の自分へ貯金だそうです。
その通りだなぁと仲間全員彼女のファンになり、もっと話を聞かせて〜と言ったら、
私の店に来る?
と言われて😅みんな、はいはい〜と行きました。
そして後で知りましたがそこは、
チャージ料が1万円😅の高級店でした。
仲間全員その日からド短期バイトに明け暮れたのは言うまでもありません。
(なんか最近この手の終わり方が多いの気のせいか😅)
ようは、みんな大人になろうぜ!😊ってこと
です!
※この話はノンフィクションです