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○○の秋って言うヤツはダメだ

○○に好きな言葉入れてという人は想像力がつたないというお話

ちょっと意味深なタイトルですが、私の尊敬する友人が言っていた表現で妙に納得できたのであえてタイトル化しました。

私は「○○の秋」の言いまわしは好きです。考えるだけでワクワクして楽しくなるからです。

そしてこの○○を埋める行為は不思議と24時間自分の状態につれて変化していくので、それを観察するのもまた一興。といっても私なんか、24時間のうち20時間くらいは「食欲」しか入らないのでは(笑)と、秋目ならぬ半ば「諦めの境地」に至っていますが😅。

ところがそんな私をその友人は軽く笑ってきたのです。

そんなことだからお前は想像力がつたないんだよ。
悔しいとは思わないのかい?

友人のひとこと

悔しい?よくわからんよ。
○○に言葉を埋めるって考えないと無理だし
むしろ想像力掻き立てられるじゃん?

私の返答

彼が言うには👇らしい。

○○を埋めることに想像力は確かに必要。
しかし○○の前後に言葉が来た場合、○○に入れる言葉は前後の言葉に少なからず影響される
だから○○に入った言葉は想像力が制限された状態で紡ぎだした言葉。
そんなものは想像力ではない。
真の想像力は「制限のない」「誰にも強制されない状態で自ら考え紡ぎだしたものだ。

友人が言う「真の想像力」

この考え、なかなか攻撃的でかつ繊細です。それこそ地面師たちのセリフ調に置き換えたら「最もオフェンシブで最もセンシティブなもの」が想像力だそうです。

思い返せば彼といろいろな話をしていたとき、彼の話の先はつねに一歩二歩先へいこうとしていました。

他愛のない話をしていても「そうだよな~、そうなんだよな~」と共感共有では決して終わらず、「で、その先はどうなんだろう」という未来へ思考を辿り着かせようとする話題がすべてだった。そんな話ばかりだったから彼と話していると、とても楽しかったことを憶えています。

なるほどね。攻撃的想像力か。それを持てたならば人に勝ろうとして勝てるし、何より自分に勝ることができるかもしれない。心理テストなんかで「ちょっと想像してみてください」なんて言われる前に「もう想像しちゃってるぜ」とでも言いたげな考え方を先手先手で出していく、なかなか良いかもしれないと納得しましたね。

そんな彼は驚くほど将棋や囲碁が強かったのも思い出しました。彼と何回勝負しても負けてました(笑)。これも彼の攻撃的想像力の賜物だったのか。

ちなみに後に彼に

○○の秋がだめなら、何がいいんだい?

友人への最後の質問

と聞いたところ

○○の○○ かな(笑)

ざっくりとした友人の答え

だそうです😅。なるほど~。助詞とかはいいのか(笑)。

彼と話しをするときはファミリーレストランが多かったのですが、彼がステーキ、私はチョコいっぱいのパンケーキ。なぜか二人とも何度行っても同じメニューを頼んでいて、この話を聞いたときは口いっぱいのチョコで味覚が甘いはずなのに、彼が言う「攻撃的想像力」の話に悔しい思いをして苦みしか感じませんでした。

まさに攻撃的想像力にやられていたのかもしれません(笑)。

でもこの考え方、生きていく上では大切で有効なことであることは間違いないと思います。

#生きる #想像力 #考え方  

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