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ボロネーゼの隠れ友達
意外な友達がくれた味覚に幸せな感覚を憶えたお話。
今日のメニュー
「スパゲッティはお好きですか?😊」
その昔、かわいい店員さんがいる喫茶店にご飯を食べに行き、でもその店員さんはいなくてがっかりして座っていたら、うしろから不意にこの言葉をかけられて思わずにんまり^^のびっくり笑顔で彼女を見つめてしまった午後。
そんなときから、今まであまり好きでなかったスパゲティに興味を持ち始めたのは言うまでもありません(笑)、ったく調子こいてますよねぇ自分😅
さ、前置きはおいといて。誰もが好きだと思われるパスタ。炭水化物というその正体には目を伏せてみると、まず万人が好きといっても過言ではない。そしてあまたの食べ方がある。
その中で今日はボロネーゼを選びました。はい、一択です。
が、いや、ここで少し邪念が湧いてきました(笑)。そして右手はなぜか、あんかけオムレツを取っていたのです。
ボロネーゼの正体
ミートソースとは違うことをご存じですかね?
ボロネーゼは肉と野菜を煮込んで作ったソースのことで、トマトも入りはしますがトマト風味は強くない。かたやミートソースは肉とトマトが主役なので酸味が豊富です。ん~、酸味が豊富…もうこの言葉表現で口がすっぱくなってきました(笑)。
たまたまボロネーゼはそういうソースであることを知っていた私は、さっき掴んだあんかけオムレツを一緒に食すことをひらめいたのです。
肉と野菜を煮たソース。うま味が相当でているはずだ。そしてあんかけオムレツ。中華ではなかったから甘辛い醤油ベースのあんかけのはずだ。
そう、やばいんですけどね~。「はずだ」で進める推測論。でもここは昼ご飯戦。前に進むのをやめたら敗戦が待っているだけ。ということで進めます。
洋のうま味 + 和のうま味 = ∞
うま味と言うのは物質的には共通なものです。
グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸など。でもそれを取り巻く、どこからきたうま味なのか? が実際のうま味を感じるのには重要です。
そしてそれは簡単に和洋中の境界を越えていく。
これみなさん、知っておくととってもいいですよ😊。
うま味っていうのは和洋折衷にすることで、とてつもないバラエティの富んだ味覚を楽しむことができます。これは積極的に組み合わせを試してみて、自分だけの宝物のうま味を見つけていくと、食の人生がとても有意義なものになる。
私もこれは体現しているので、今回はボロネーゼ+あんかけオムレツにしたのです。そしてこの組み合わせは大当たりでした。
隠れ友達と戯れるボロネーゼ
そして今回、こんな意味深なタイトルにしたのは実は理由があって、いままで多くの「うま味」を扱った雑感を書いてきていますが、ボロネーゼが持つうま味はどこか独特の奥深さが感じられたからです。
たかが味覚に何をいっとんねん大げさな~(*´▽`*)。
ってツッコミはもちろんあり。でも味覚って「感性・感覚として擬人化しやすく、それがまた人に伝えるときの絶大な力を持っている」んですよ。
だから何かを感じたら少し掘り下げてみる。そうすればより拡がった味覚の世界に足を踏み入れることができます。
今回のボロネーゼはイメージはイタリア(そのままやんけ🤣)。
こぎれいな噴水の角に座った麦わら帽子の女性(そのままやんけ🤣)。
という感じでしょうか(笑、ぜんぜん掘り下がってないw)。
ともあれ、独特の奥深さのうま味を持ったボロネーゼは、和のあんかけオムレツのうま味とコラボして、口内ヘブンを作り上げてくれ、少ない食のひとときを昼ご飯戦から解放してくれるような体験をさせてくれました。
ありがとう。ボロネーゼくん。君がいたから今日もサイコーのお昼だった。
またよろしくね😋。
みなさまもぜひ、うま味の和洋折衷、お試しください。
どうでっしゃろ、今日はスパゲティの口になりましたでしょうか(笑)
さぁ、あしたは何を試そうか。