忙しい忙しい...人生を整えて生きたい!そんなアナタに送るタイムコーディネート術
今日は、吉武麻子さん・二間瀬敏史さん監修の「時短、効率化の前に 今さら聞けない時間の超基本(朝日新聞出版)」のレビューをします。読書記録第2回です!
樺沢紫苑先生の動画で、タイムコーディネーターとして活躍されている吉武さんの存在を知り、著書を読ませて頂きました。
3つの気づきと、私が実践していきたいことについてまとめてみました。
1.「手放す」ができる大切さ
この本の中ではまず、時短効率が叫ばれている本や教えはたくさんあり、それも大事だけど、管理管理ばかりではそれは難しい。自分自身で時間を「コーディネート」していくことが大事だ、と述べられています。
自分がすることは自分で決める。その際に「好き」か「好きでないか」の基準ですべきことを洗い出し、後者の場合自分の領域から「手放し」ていくこと、そして自分にできた時間を好きなこと、本当に自分がすべきことに割り当てていく。
それがタイムコーディネートにつながります。
「手放す」というのは、
この3つをイメージするといいそうです。
まず『捨てる』。好きと思わないものは思い切って捨てる。まずそれは時間の無駄となってしまいます。
そして「任せる」。自分にとっての優先度は落ち、自分でなくてもできると思われる物ごと、仕事は思い切ってそれが得意な人や部下に任せるということ。
私たちは、人に任せるくらいなら、自分でやった方が早いからと自分でタスクを背負ってしまいがちですが、
・信頼されて任されると相手は喜んでいることが多い
・任せることは、相手を育てることにつながる
という任せることのメリットがすごく大きい、と書かれています。
自分がやったら3時間で終わり、その成果は100点でした。それを部下に任せたところ、その成果は70点でしたが、自分が使った時間は0でした。あなたならどちらを望みますか?どちらが効率が良いでしょうか?
そう考えてみると、納得のいく考えだなぁ、と思います。部下を持ちつつある私にとって、大事な気づきの一つでした。
最後に「ゆるめる」です。「ここまで突き詰めたい」などのこだわりや厳しすぎるマイルール。完璧を目指すことでの心への負担と実現しなかった時の反動。
以上「ゆるめる」イメージの3つです。ここから作り出される時間や心のゆとりは、すごく大事だなと思います。
2.スケジュールのバッファ時間
続いて、バッファ時間の必要性。
日々のタスクをこなす中で、「バッファ(余白時間)」を作ることが大切だということです。
①タスクをこなす時間+α見積もっておく「タスクごとのバッファ」
②1日の最後の時間(何時〜)をとっておく「1日ごとのバッファ」
③週の最後(休日)をとっておく「週ごとのバッファ」
以上のように予め余白を作ることで、予期せぬ事態への対応、余白分早く終わらせた場面での達成感と相手への印象、完成度の強化、そして心のゆとり。
いろんな効果があります。
余白を作るためには、自分でこの行動にどの位の時間を使うだろう、だからここにこれだけ余白が作れるなぁ。と考えられる体制がないといけないですね。普段の記録、自身の自己把握からそういう「バッファを含めた」計画立案につながることも述べられており、大事だなと思いました。
3.振り返り+次の日のタスクの洗い出しは前日のうちに
最後に、先ほどの計画立案にも関わってきますが、1日に埋め込むタスクの洗い出しとスケジュールへの落とし込みをいつやるか、ということです。
私は、最近まで朝のゴールデンタイムに晴れ晴れとした気分で、「さあ、今日はこうしよう!」と計画を立てていました。
しかし、この本の中では、
と述べられています。
樺沢紫苑さんやメンタリストDaigoさんもこう言っていました。
「朝」(起きてから3・4時間)は1日のゴールデンタイム
と。(そういえば昨日の私の記事でも書きましたね^^;)
朝の集中力の冴わたる時間を、計画立案に使うのは勿体無い、前日に決めておいて、スタートからタスクに集中すべきだということです。
なるほど! 早速実践したい、素晴らしい気づきでした。
いかがでしたか?
他にも紹介したい項目はたくさんあります。
などなど。また機会があれば、改めて私も勉強して発信できたらと思います。
第1章で出てくる相対性理論などの学問的部分からの時間の解説も、もう1人の著者、東北大名誉教授で宇宙物理学者の二間瀬さん監修ならではの視点で楽しかったです。
興味がある方は、こちらの本や、
吉武さん監修のスケジュール帳、「タイムコーディネート手帳」
試してみてくださいね。私も、早速ポチってみました。来月?届くのがとても楽しみです。
私の住んでいる地域、雨が激しくなってきました⚡︎☔️
台風が近づいている地域の皆さん、ぜひ安全にお過ごしくださいね。
今日もご覧いただきまして、ありがとうございました💫