「睡眠圧」と質の高い睡眠について
今日は、裴英洙さんの「一流の睡眠」の内容の一部をレビューします。
みなさん、「睡眠圧」ってご存じでしょうか?
1.「睡眠圧」ってなに?
自分を快眠に促すためのポイント、「睡眠圧」。
私たちの体には、疲れが溜まってきたら眠くなるような仕組みが備わっています。起きている時間には、少しずつこの睡眠圧が溜まっていき、極限までこれが高まると睡眠モードに体が切り替わるのです。
睡眠中にまた徐々に圧が減っていき、それを繰り返す。
まるで砂時計のように。
2.「睡眠圧を極限まであげて快眠するために」
圧力という考えなので、睡眠圧が極限までしっかり高まり眠りにつくと、快眠になるということです。
さて、では圧をしっかり高めるにはどうしたらよいか?
・『睡眠禁止帯』に惑わされない!
夜7時から10時頃の間は、一日のうちで最も眠りにくい時間帯だそうです。「睡眠禁止帯」と言います。(眠ってはいけない時間帯、という意味ではなく体が睡眠から遠ざかっている時間帯で、そこで寝ようとしてはいけないということです)
この時間帯は、睡眠を誘発させるホルモンである「メラトニン」が脳から分泌される時間から外れており、日中にしっかり活動をした上で、この「睡眠禁止帯」を乗り越えると、自然に眠くなってくるのです。
つまり、「やることもないし、なんとなく疲れてるし寝ちゃうか!」と床に何となく入ってしまうと、実はなかなか眠れず、そのタイミングに圧を外に逃してしまうことにつながります。
簡単なストレッチや入浴(体をあっためて、その後の体温低下で体を眠りに誘う)、次の日の準備・タスク整理などをして起きていることが大切です。
・床に入ったけど…あれれ?の時には
体を起こした状態で起きていて、『自然に』本当に眠くなってきたら床に入る、が最高の状態です。
つまり、横になって眠気を待っている、心が「寝られない、どうしよう…」となっていると、その不安な気持ちが心を離れず余計寝られなくなる、という原理が働くのだそうです。
つまり、寝付けない状態が続いてどうしようもない時は、諦めて一回床・寝室から出て、
このような行動で眠気が来るのを待ちましょう。
眠気を待っている時間がもったいない、という感覚がもてるといいのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
私も、特に最後の「寝られないなぁ…」感覚は、寝る前によく悶々と考えてしまい、そのことが頭から離れず本当に寝られないことが度々あります。
日中の活動含めて工夫して、質の良い睡眠ができるようになりたいです。
また、他の内容についても機会を見てレビューしますね♪
みなさんは、よく眠れていますか?
今回もお読み頂き、ありがとうございました!
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