これだけは知っておきたい異次元の少子化対策3つ
こんにちは!
BABY JOB株式会社、広報・マーケチームの東(@BJ_AZUMA)です!
最近毎日のように耳にする「異次元の少子化対策」というワード。
このワードだけ知っているけど、
という保護者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「異次元の少子化対策」の中から、これだけは最低知っておきたい施策を3つピックアップして、できるだけわかりやすくお伝えしていこうと思います!
①児童手当の充実
ポイント①児童手当がもらえる対象年齢が中学校→高校生まで広がった
元々児童手当は、3歳未満の子どもで1人あたり月額1万5000円、3歳から中学生までは1万円もらえる制度でした。
今回のこども未来戦略で0歳〜高校を卒業するまでの期間が対象となりました。なので、3年間長く児童手当をもらえる仕組みに変更となります。※1
ポイント②児童手当の所得制限がなくなる
元々は世帯主の年収が一定基準を超えると児童手当が減額したり、支給されない仕組みでした。
今回の変更で所得制限が撤廃されるため、すべての子育て世帯に対して児童手当が支給されることになります。※2
ポイント③第3子からはもらえる児童手当の額が増額されます!
元々は子どもの数によって児童手当の金額は変わりませんでしたが、今回の変更で第3子以降は、0歳~高校卒業まで一律で3万円が支給されるようになります。
(初期案だと第1子が19歳を超えたらカウントから外れる形でしたが、今回22歳まで伸びる形に変更になってました!)※3
※1.2.3 こども家庭庁「こども未来戦略」12月22日 P14
②子育て世帯の働き方の改善
ポイント①3歳までの子どもがいる従業員がテレワークできる環境に!
”こども未来戦略”では、子どもが3歳になるまでの間、従業員がテレワークを活用できるよう企業に対して努力義務を課すという内容が新たに出されました。※5
ポイント②3歳から小学生入学前の子どもがいる従業員も働きやすい環境に!
3歳から小学校入学前の子どもがいる従業員が働きやすい環境にするため、始業時刻の変更(フレックス)やテレワーク、短時間勤務制度など、複数の制度を選択できるように国が企業に働きかけるようです。※6
※5.6 こども家庭庁「こども未来戦略」12月22日 P26.27
③出産費用の補助
ポイント①出産一時金が42万円→50万円まで引き上げられる
出産時の経済的負担の軽減をするために、出産一時金が42万円→50万円まで引き上げられました。
これは病院によって出産にかかる費用が異なり、一時金の42万円で足りないケースも出てきたため増額につながっています。今後、出産費用を見える化するために国が動くようです。※7
ポイント②出産費用(正常分娩)の保険適用の導入
2026年度を目途に、出産費用(正常分娩)の保険適用の導入を含め、出産に関する支援が検討されます。
あわせて無痛分娩で麻酔を実施する医師の確保を進めるなど、環境整備についても検討が進められるようです!※8
※7.8 こども家庭庁「こども未来戦略」12月22日 P15
さいごに
つい先日子育てしながら働いている保護者さん約1,300人に実施したアンケートでも、「テレワークを会社の努力義務にしてほしい!」「児童手当の所得制限を撤廃してほしい!」という意見が多くあがっていました。
今回決定された施策で良い影響がある保護者さんも多いのではないかと思います。引き続き、異次元の少子化対策の動きについてウオッチしていこうと思います!
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