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百年の孤独 Netflix

2019年3月に史上初めてNetflixにて映像化されると公式発表されたコロンビアのノーベル文学賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケス『Cien Años de Soledad』〈One Hundred Years of Solitude〉=〝百年の孤独〟がついに日本語タイトルが付加された告知になった。
素直に嬉しい。
発表当時にはアカウントがあった(現)XにてTweetしたことを思い出した。
「本作を観るまで死なないよ」
あのときは癌が発覚した時期だ。

2019年3月7日

カリフォルニア州ハリウッド発 -- 2019年3月6日-- ノーベル賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスの傑作文学作品「百年の孤独」が史上初めて映像化され、世界中のNetflixメンバーのために新シリーズとしてスクリーンに登場します。Netflixは、20世紀文学の最高峰の1つとして評価の高い本作を、Netflixのスペイン語オリジナルシリーズとして映像化する権利を獲得しました。「百年の孤独」は1967年の初版以来、世界中でおよそ5千万部を売上げ、46言語に翻訳されてきました。*

本シリーズはガルシア=マルケスの息子ロドリゴ・ガルシアとゴンサロ・ガルシア・バルチャが製作総指揮を務め、主にロコンビアで撮影されます。「何十年もの間、父は「百年の孤独」の映像化をためらっていました。というのも、時間的な制約のある長編映画化は不可能であり、またスペイン語以外の言語での製作では作品を十分に表現できないと信じていたからです」とガルシアは言いました。そして、「しかし、現在はシリーズ作品の最盛期です。脚本や監督のレベルも高く、コンテンツも映画のような高品質になり、世界中の視聴者が外国語の作品を受け入れていることを考えると、世界的な規模の視聴者がいるNetflixで本作を映像化するまたとない時期が来ていると思います。私たちはこの作品でNetflixと制作陣をサポートできることをうれしく思います。完成作品を観るのが非常に楽しみです」と続けました。
「ラテンアメリカを代表する不朽の名作「百年の孤独」の初映像化を任されたことは非常に光栄です。この作品を世界に紹介できることに興奮しています」と、Netflixスペイン語オリジナル部門バイスプレジデントを務めるフランシスコ・ラモスは述べました。「世界中のメンバーがスペイン語の映画やシリーズの視聴を楽しみにしていますから、本作品は私たちのプラットフォームにぴったりのプロジェクトとなるでしょう」

出典:Netflix

https://about.netflix.com/ja/news/netflix-acquires-the-rights-to-develop-gabriel-garc%C3%ADa-m%C3%A1rquezs-masterpiece-one-hundred-years-of-solitude-as-a-new-netflix-series

それからそれから待ち続け、小出しに出てくる記事を何度も読んだ。

2022年10月21日

ノーベル文学賞受賞を知らせるパリからの連絡が、ガブリエル・ガルシア=マルケス氏のもとに届いたのは1982年10月21日でした。あれから40年の節目を迎えた今日、コロンビアの皆さん、そして全世界に向けて、ガルシア=マルケス氏の世界的傑作小説「百年の孤独」の映像化シリーズの製作開始をご報告できることを大変嬉しく思います。私たちがガルシア=マルケス氏のご家族とともに、この名著の初の映像化を発表したのは3年あまり前のことでした。そして本日、私たちが誇りと情熱、大きな使命感と責任感をもって取り組むこのプロジェクトをこれからどう進めていくのか、皆さんと共有できることはこの上ない喜びです。
このプロジェクトの成功のためには、一流のオーディオビジュアルアーティスト、脚本家、プロデューサー、監督、プロダクションデザイナー、アートデザイナー、衣装デザイナーのほか、現地コロンビア出身の方々を中心に、原作に精通したエキスパートの力が必要不可欠です。精巧に、そして熱意を込めて、こうした専門家やアーティストたちが「百年の孤独」の世界をすでに創り始めています。本日2022年10月21日を迎え、私たちは正式に次の一歩を踏み出します。
ここで、そのビジョンと熱意で日々プロジェクトを支える素晴らしいアーティストたちを何人かご紹介したいと思います。まずは、シーズン1の監督を担当する2人アレックス・ガルシア・ロペスラウラ・モーラです。アレックスは「ウィッチャー」などのシリーズを監督しており、キャリアの初期には、2014年に国際エミー賞の最優秀ドラマシリーズ賞を受賞した「Utopia -ユートピア-」の監督を務めています。ラウラ・モーラは、映画「Killing Jesus (英題)」や2023年のアカデミー賞コロンビア代表に選ばれた映画「The Kings of the World (英題)」のほか、「グリーン・フロンティア」「世紀の銀行強盗」といったシリーズを手がけています。この作品のために2人はその熱意と才能、情熱をいかんなく発揮してくれることでしょう。
プロダクションデザインは、「パンズ・ラビリンス」(監督: ギレルモ・デル・トロ) でアカデミー賞を受賞し、最近では「ROMA/ローマ」(監督: アルフォンソ・キュアロン) や「バルド、偽りの記録と一握りの真実」(監督: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ) などを手がけたエウヘニオ・カバイェーロ。そして彼と一緒に多くの作品を手掛け、「ROMA/ローマ」ではアカデミー賞にノミネート、「The Prize」ではベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したバルバラ・エンリケス 。この2人をプロジェクトに迎えられたことは非常に幸運かつ光栄です。また衣装デザインは、Netflixシリーズ「The Final Score (英題)」などで活躍するキャサリン・ロドリゲスが務めます。
脚本には、映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」や「チリ33人 希望の軌跡」などの作品で知られるホセ・リベーラを迎え、ナタリア・サンタ (「世紀の銀行強盗」)、カミラ・ブルへス (「グリーン・フロンティア」)、アルバトロス・ゴンザレス (「Lynch (原題)」)といったコロンビアの脚本家たち、そしてコンサルタントとしてマリア・カミラ・アリアス (「The Kings of the World (英題)」) とともに小説の映像化に新たな命を吹き込みます。
撮影監督を務めるのはパウロ・ペレス。コロンビアのアマゾンの真っただ中で撮影されたシリーズ「グリーン・フロンティア」のような、一筋縄ではいかない環境での撮影で知られています。そして主人公たちをはじめ数百人にのぼるブエンディア一族の人々や、その他の登場人物を演じる俳優たちを探すキャスティングディレクターを担うのは、ヨランダ・セラーノエヴァ・レイラ。2人はペドロ・アルモドバル監督の「ペイン・アンド・グローリー」「ジュリエッタ」や、そのほか「ペーパー・ハウス」などの作品で知られています。
これだけの規模のプロジェクトを実現させるため、私たちとともに製作を手掛けるのがDynamo です。同社は「ナルコス」「犯罪アンソロジー: ナイト・パーティーの悲劇」「グリーン・フロンティア」「世紀の銀行強盗」など数々のシリーズで素晴らしい実績を誇る製作会社です。ディエゴ・ラミレス・シュレンプカロリーナ・カイセド、そして経験豊富なスペインのプロデューサーであるジョセップ・アモロスが加わり、最高のチームを作ることができました。また、このプロジェクトに尽力してくださったコロンビア文化省Proimágenes Colombiaに厚く御礼申し上げます。
先ほど申し上げたように、今日という日は始まりの日です。そしてこの日はロドリゴ・ガルシア氏とゴンサロ・ガルシア氏が私たちを信じてくれたからこそ迎えることができました。ノーベル文学賞受賞作家が思い描いたマコンドの地とブエンディア家の物語。それにふさわしい作品を、最上の敬意と責任感を持って創り上げることをお約束します。
最後に、初公開となるマコンドのイメージ映像をご覧いただきたいと思います。撮影は広大で多様な地形に恵まれたこの美しい国コロンビアで行われる予定です。どうぞお楽しみください。
本日はありがとうございました。
フランシスコ・ラモス

Carla Guerrero
広報

出典:Netflix

https://about.netflix.com/ja/news/celebrating-the-40th-anniversary-of-garcia-marquezs-nobel-prize-with-the


全16話でNetflixにて今年の12月に配信予定(配信開始日は定かではない)



今年の年末にはNetflixでブエンディア一族の蜃気楼の村〝マコンド〟に行けるといいなあ



(おそらく予定では転居時期でバタバタしているかも知れない……)


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