第113回看護師国家試験解説(一般午前39問目)
排痰介助は現場でもよく行いますね!
それぞれの選択肢について説明していきます。
タッチング
タッチングは非言語的コミュニケーションの一つです。
患者さんの身体に触れることをいいます。
タッチングには指圧などの治療目的のタッチングや、不安の軽減などの共感的タッチングなどがあります。
スクイージング
痰が溜まっている胸郭部位に手掌を当てて圧迫し、空気を吐き出す力を利用して排痰を促すことです。
漸進的筋弛緩法(ぜんしんてききんしかんほう)
筋肉の力を入れた後に力を抜くという動作を繰り返すことで
緊張をほぐしてリラックスに導く方法
持続的気道陽圧(CPAP)療法
睡眠時の無呼吸を防止するために機械で圧力をかけた空気を気道に送り込むこと
答え
答えは②のスクイージングになります。
余談ですが…
現場では体位ドレナージで痰を排出しやすい状況にしてから
スクイージングを行うことが多かったです。
また、人工呼吸器使用中の患者などは、呼吸リハビリテーションとしてリハビリスタッフと共に行うことも多々ありました。
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