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第113回看護師国家試験解説(一般午前83問目)


厚生労働省



肺結核とは

●肺結核は肺に結核菌が感染して起こる病気のこと。
●結核を発症した場合、無治療でいると50%程度の方が亡くなってしまうといわれている。
●二次性の発症は、加齢や免疫の低下した状態により、過去に感染した結核菌が再活性化されて起こる

結核データ

免疫学情報センター

●肺結核は2022年のデータで結核のうち72.8%となっている。


症状

主な症状は微熱・咳・痰・倦怠感・食欲低下・体重減少などで
進行すると血痰や胸痛や呼吸困難の症状がでる。

感染

感染は空気感染であり、医療者は感染対策を防ぐためにN95マスクを使用する。

治療法

一般的に6か月から9ヶ月の抗結核薬治療が必要。
BCGの予防接種を行うことで結核の発症を減らすことができる


DOTS (Directly Observed Treatment,Short-course:直接服薬支援)とは

直接服薬確認療法のことをいう。
具体的には、医療関係者において、患者 が処方された薬剤を服用することを直接確認し、患者が治癒するまで保健サービスの経過をモニターすることである。

厚生労働省


答え

答えは④二次性の発症は過去の感染の再活性化による⑤DOTS 〈Directly Observed Treatment, Short-course〉が推奨されるになります。



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