血液培養
感染症などが疑われる場合よくオーダーがでる血液培養ですが、実は病院によってちょっとした違いがあるのをご存じですか?
看護学生さんが見るとちょっと混乱するところもあるかもしれませんが、通常の手順と合わせて現場で実際に起きたことを記事にしていきます!
血液培養の目的
・血液培養の検査目的は感染症の原因菌の同定です。
原因菌を同定することでその後の治療の抗菌薬の選定などに役立ちます。
※検査データが変わるため抗菌薬投与前に検査することが大切!
好気性菌・通性菌・嫌気性菌
・菌の種類は酸素の需要の程度で上記の3種類に分けられます。
◆好気性菌:酸素がある環境でのみ増殖
◆通性菌:酸素があってもなくても増殖する菌
◆嫌気性菌:酸素がない環境で増殖する菌
好気性菌・通性菌は好気性菌用ボトル(青)
嫌気性菌は嫌気性用ボトル(オレンジ) で分けられます。
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