第113回看護師国家試験解説(一般午前79問目)
大動脈解離について
●動脈の壁は内膜、中膜、外膜でできています。
●元々の血液の通る場所を真腔といい、血管がさけたことによりできた血液のとおる場所を偽腔といいます。
●動脈解離とは、急激な血圧の上昇などにより、内膜に亀裂が入り中膜部分が裂けていく病気です。
原因
高血圧や動脈硬化が関連していると言われているが、原因は明らかになっていない。
症状
最も頻度が多いのは前胸部・背部の激烈な痛みで、典型例では突然始まり、始まりが最も痛く、時間経過とともに痛みが移動する。
答え
答えは③の中膜になります。
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