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第113回看護師国家試験解説(一般午後46問目)
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髄膜炎とは?
●髄膜炎は、脳神経系の感染症の一種で、感染により頭痛・発熱、意識障害、けいれんなどの症状を引き起こす。
●特に3徴候として発熱、項部硬直、意識障害が挙げられる。
●髄膜自体の刺激や、急激な頭蓋内圧亢進などにより生じる症状として髄膜刺激症状がある。
●髄膜刺激症状は下記である。
項部硬直:仰臥位で頸部を前屈させ、疼痛や抵抗がある
ケルニッヒ徴候:仰臥位で膝関節を90度に屈曲させ、
膝関節を135度 以上に伸展させることができない
ブルジンスキー徴候:仰臥位で頭部をさせたときに
膝関節と股関節が自然に屈曲する
ジョルトアクセンチュエイション:左右に頭を振ると疼痛がでる
●光による刺激は頭痛や髄膜刺激症状増強の原因となるため、部屋の照明は暗くする
●腰椎穿刺後は髄液漏出予防のために枕を使わずに臥床し、2~3時間の安静が必要である。
●頭痛に対しては対症療法として鎮痛薬が用いられる。
●髄膜炎は炎症が起こっている状態であるため、頭部への温罨法は禁忌である。
答え
答えは③の部屋の証明を暗くする になります。
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