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青森のシードル
青森といえば、りんご。必然的にシードルが作られていることは想像できましたが、100銘柄も作られているとは、恐れ入りました…。
とはいうものの、作られた歴史は浅く、本格的に作り始めたのは1953年。
以来、大手酒類メーカーが製造、販売していたが、2006年から新たなクラフトシードルの製造、販売を目指し、弘前市が本場フランス・ノルマンディー地方のブーヴロン・アン・オージュ村とシードルの技術指導について提携を結ぶなど、これまでのシードルをさらにクオリティ、ブランドを高め、今では市内に8醸造所を構えるほどになりました。
ワインと同様、それぞれに個性があり、甘口のイメージがあるお酒ですが、シャンパンのようにドライで、チーズのような熟成感や古木、枯葉のような香りを味わえるものも。シードルのイメージが変わり、食中酒、食後酒と様々なシーンでも楽しめるシードルが新たな発見でもありました。
ワインが苦手な方は、カクテルなどの代わりに青森のシードルをおすすめします。ただ、飲みやすいので、飲みすぎ注意です…
今回訪れたのは、弘前銘醸株式会社が運営しています、ハチドリ酒店。こちらには、ワインも日本酒もありますが、シードルにとっては他を圧倒する品揃え。加藤社長のご厚意で、数種のシードルを試飲させていただきました。
加藤社長のお話から、心からシードルを愛して、応援していることが伝わってきました。おかげさまで、シードルの概念が変わり、青森を代表する産物にシードルが加わったことは間違いないです。