ドイツゲームの歴史
どうも、来期に見たいアニメが盛り沢山のnoteです。
最近アニメは全然見れていませんが、ラブライブと進撃の巨人は絶対に見ます。
さて、本日はボードゲーム業界を圧倒的に勝たせるための下準備として、ボードゲーム業界のことを調べていこうという感じです。
こちらの記事で取り扱っているボードゲームとは主に『ドイツゲーム』と呼ばれる作品群のことを指しているので、本日はその歴史を調べてまとめていきます。
ドイツゲームとは
そもそもドイツゲームとはどのような特徴を持つ作品のことを指しているのでしょうか?
ウィキペディア先生に聞いてみたところ、アナログゲームの中でもファミリー向けに展開されているものであり、基本的に以下のような特徴を持っていることが多いそうです。
・ルールが比較的簡単で、その場で説明してすぐに遊べる
・プレイ人数は2〜6人程度の大人数ゲームが多い
・子供でも大人でも十分楽しめる。
・プレイ時間は数分から数十分程度。
・運と技術の両方が適度に必要となる。
さらに、ボードや駒などの内容物はしっかりしており、デザイナーの名前がパッケージに印刷されていることがほとんどである、とのこと。
また、ボードゲームジャーナリストの小野卓也氏はドイツゲームの特徴を以下のように述べています。
必ず運の要素が入っていて、初心者から熟練者まで実力差があまり出ない設計がされている。あと、ほかの誰かの行動が自分の行動に影響を与えていく「インタラクション」の要素が入っているのが特徴 - 価格.comマガジンより抜粋
ドイツゲームの歴史
ドイツゲームとはその名の通り、主にドイツにて独自に発展してきたアナログゲーム作品群のことを指しています。
その発祥や歴史などをまとめていきます。
1960年代
運の要素やインタラクションなど、いわゆるドイツゲーム的な要素を持った初めてのゲームは、アメリカ産の「アクワイア」。
しかし、この時点ではアメリカのゲーム愛好家や欧州の一部ゲームマニアの間で評判になった程度であった。
1970年代
アクワイアの発売から10年後、イギリスで「ウサギとハリネズミ」が発売される。
このゲームがドイツに渡り、翌年に創設された『ドイツ年間ゲーム大賞』を受賞したことで一躍注目を浴びることとなる。
また、賞の設立をきっかけにこのような特徴を持つゲーム群がドイツ国内で認知されていくこととなる。
1980年代
1982年にドイツ産の『スコットランドヤード』が発売され世界的な人気を得る。
この世界的なヒットをきっかけにドイツのボードゲーム市場はどんどん拡大していった。
また、賞レースの存在により受賞作品のデザイナーに対する注目度も高まる。
1990年代
ファミコンを代表とするデジタルゲームの流行により、日本やアメリカでのボードゲーム文化が衰退する。
しかし、ドイツ国内ではファミコンが高価だった点やローカライズのハードルなどからそれほど普及せず、独自のボードゲーム文化を形成し続ける。
1995年に『カタン』が発売。ドイツ国内で社会現象と言われるほどの大ヒットを記録する。
また、このゲームは世界的にも大ヒット作となり、世界中でドイツゲームブームを巻き起こした。
当時の日本でもTCGやTRPGを嗜んでいたユーザーの目に止まり、ドイツゲームの認知度を高める結果となった。
さらに、カタンの発売以降は複雑なシステムやルールを採用するゲームも増加し、ゲーム自体の幅が格段に広がった。
ここまで
というわけで、今回はドイツゲームの特徴と変遷について簡単にまとめてみました。
明日はこの続きとして、2000年代以降の流れとドイツでゲームが流行った理由について調べたことをまとめていきます。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
参考:
ドイツのボードゲーム - wikipedia
「ドイツゲーム」とは? エポックメイキングな名作と共に歴史をたどる - 価格.comマガジン
ボドゲ住職に聞いた! 「カタン」が3000万個も売れたワケ - 価格.comマガジン
おわりに
こちらでは日本国内でのボードゲーム市場拡大について、日々作戦を考えております。
興味を持っていただけると嬉しいです。