世界一の見本市

どうも、基本的にぼんやりと生きているnoteです。
傘を忘れて取りに帰ったのに再び傘を忘れたことがあります。

さて、本日はヨーロッパのボードゲーム事情についてあれこれ調べております。
フランスのボードゲーム市場について調べている過程でドイツのメッセ文化についての情報を色々と知ることができたので、その辺りをまとめていきたいと思います。

ドイツの持つメッセ(見本市)文化

毎年10月にフランクフルトで世界最大規模の書籍メッセも開かれており、例年100カ国以上の国から出店者が集まります。
この他にも、年間を通じて世界的に注目を集めるメッセが多く開催されています。

元々は農作物や工業製品などの余剰物を販売するための機会として開催された大規模な市がルーツになっており、その歴史は800年以上も前から続いてるそう。

インターネットが普及した現在においてもメッセ文化は留まる事を知らずゲームやコミックの分野は急成長を続けています。

海外からの出店者がドイツに来るだけではなく、世界的なメッセ需要に高まりに応じてドイツ側も長年のノウハウを世界に発信する事で業界の先頭を走り続けている状況です。

世界最大のボードゲームの祭典

ドイツ・ボードゲーム・見本市といえば、「エッセンシュピール」という世界最大規模のボードゲームイベントが連想されます。

こちらは毎年エッセンで開催され、世界中からボードゲーム製作者やファンが集結する大規模なイベントです。
来場者数は毎年右肩上がりで、ボードゲーム市場に対して非常に大きな役割を担っています。

ここで、先日まとめたドイツゲームの歴史と本日挙げたメッセ文化を照らし合わせると以下のようになります。

1895年 ドイツにメッセが定着
1979年 ドイツゲーム大賞が設立され、ボードゲームに注目が集まり始める
1983年 エッセンシュピール開催
1995年 「カタンの開拓者」が世界を席巻

こうしてみると、需要が高まりつつあったボードゲームをメッセの存在により急速に成熟させてたような印象も受けます。


また、同様の流れは日本でも見られ、
2000年に始まったゲームマーケットは国内のボードゲーム文化を成熟させ、2012年に発売された「街コロ」はドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされました。

歴史を調べてみると面白い発見がいっぱいですね!
引き続きいろいろ調べていきます。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!


参考:
「ドイツのメッセビジネス」 - 日本ネット輸出入協会
「ボードゲーム好きはドイツに集合! 今年もドイツで『Internationale Spieltage SPIEL(通称:エッセンシュピール)』が開催されます!」 - たいむましん
「見本市」 - Wikipedia


おわりに

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