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落語って難しいよね

 落語って難しいよね。
 難しいとは内容ではなくて、砕けたものなのか改まったものなのか、笑えない話もあるから一概にお笑いとして認識も出来ないし、伝統芸だから何となく高そうだし、知識ないと楽しめなさそうだし、年寄りの娯楽っぽいし——etc。

 ただ、歴史的にずっと気楽な娯楽だったし、歌舞伎や能や浄瑠璃に比べたら簡単簡単。
 個人的におすすめなのは、古今亭志ん朝。
 彼は、現代落語の全てと言っていいくらいに偉大で、その偉大さは身構えずに楽しめる点にある。
 口振りも上品で女性でも楽しめる。

 次におすすめなのが柳家喬太郎。
 彼は非常に柔軟で、昭和以降を舞台にした現代新作落語にも積極的で、古典を好きな人や想定してる人は少し肩透かしを喰らうかもしれないが、現代落語を支える1人である。

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