1年計の砂時計を訪ねて。
毎年1月1日を迎えると「長い1年が始まったな」と思うけれど、このnoteを書いているような夏の終わりには「もう1年が残り半分もない」と思う。そんな風に思うことは誰しもあるんじゃないだろうか。
こうやって1年の長さを考えるたびに、私は砂時計を思い出す。それも数分を計るための小さなものではなく、1年計と言われる巨大な砂時計だ。
それがあるのは島根県の仁摩サンドミュージアム。存在を知ったのは漫画『砂時計』がきっかけだった。今でも実家の本棚に残っているぐらい好きだった作品で。物語