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有効期限切れにもほどがある話
久々に図書館に行きたくなった
先日、久しぶりに図書館に足を運んだ。
子供が小学生の頃、近所の図書館を利用したのが最後。
となると、もう20年前くらい経過している。
本を読むという習慣がないダメな人生だったのと、久々に読みたい本はせっかくだから買いたい派、という謎のスタンスで生きてきたため、図書館はどうも縁遠い場所。
なぜ行こうと思ったかというと、ライティングの練習をしていて、題材ごとに調べたいことが山ほど出てきたから。
ネット検索だけでなくできるだけ専門書を見たいと思い、これは思いつくたびに買ってられないな、と感じたからだ。
それと、昔本好きの友人が、図書館は新刊も雑誌とかもあって本当に便利だから絶対に自分では買わない、と言っていたのを思い出したのもある。
もはや、初めまして図書館
そこで、20年ぶりに図書館の利用カードを発掘。
よくぞ長らく保管していた、私。
とはいえ、これはまだ使えるのか?という素朴な疑問。
こんなもん古すぎて使えねーよ、と窓口で赤っ恥展開になることは避けたい。
ネットで検索してみると、見た感じも同じカード。
図書館でパスワードを設定する、というところが当時と違うところかなと。
そこで、職場の同僚がたまに図書館で本を借りていたことを思い出した。
早速私の図書館のカードを見せて、同じかどうか確認してみると、どうやら今も同じ作りで同じ柄ものらしい。
やはり、ネット検索や予約をするためには、図書館に行ってパスワードを発行してもらわなくてはいけないらしい。
ここまで確認できれば、もういけたも同然。
早速図書館に出向き、パスワードを設定したいのですが、とカードを出してみた。
すると、司書さんの顔が「え…」となったのを私は見逃せなかった。
「かなりご利用されてない…感じですかね?」
と、一瞬で見抜けるほど、カードの番号の何かが古かったようだ。
そして、たたみかけるように、
「有効期限は3年間ですので、新規で登録しますね」
と言われた。
さ、さ、3年…
意気揚々と20年前のカードを出すおばさんに一気に押し寄せるこの恥ずかしさたるや…
とはいえ、この避けたかった赤っ恥案件、すでに引き返すこともできず。
現状を受け入れ、お願いしますと再発行してもらってきた。
娘には「うちなら恥ずかしくて一旦やめるな。そこで続けれるのさすが(おばさん)」と言われた。
その辺のメンタルは、確かにおばさん歴を増すごとにどんどん強化されている実感はある。
そんなこんなで、無事にパスワードを発行してもらい、晴れて新しいカードも手に入れた。
もらったカードは、前のカードと全く同じ見た目。
いったい何かどう変わったのか、未だにわからないが、もう忘れることにしよう。
ちゃんと活用して、ライティング練習頑張ろうと思う。