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蕁麻疹④ 現状維持の蕁麻疹と、経年劣化中の敏感肌

よくなってるような、変わってないような、の経過観察です。


減薬のその後


ルパフィンをやめ、寝る前のビラノア1錠だけにして早数か月。
慢性蕁麻疹の出現は、ほぼなし。
よしよし、いい感じ。

この好調を皮膚科で報告したところ、
「いい傾向ですねー、んーーー」
と、何やら考え始める医師。
というのも、世間一般的には、蕁麻疹にはルパフィンが一番効くと言われているらしく。
医師は「ビラノアではなくルパフィン1錠に変えてみたい」とのことだった。
とりあえず1か月間ビラノアだけを処方し、その後ルパフィンに移行してみようかな、とのことだった。

ただ、私には気がかりなことがある。
慢性蕁麻疹がひどい時期に、ビラノアとルパフィンをチェンジしたところ、速攻悪化した経緯があるのだ。
その際は、ビラノアに戻したら痒みも蕁麻疹も治まった、というね。
私の中ではルパフィンは合っていないと確信していたんだけれども。

自分で実証実験


受診から2週間程経過した頃、自分で実験を始めてみた。
なぜかというと、

ビラノアの在庫がなくなってから受診した場合、
→ルパフィンしかないのに、かゆみが治らない
→急に皮膚科に行かなければいけない

この状況が、わたしには一番面倒だからだ。
ここは、在庫のあるうちに実験してみなければ、と思い立ち、1週間ほどルパフィンだけで生きてみることにした。

最初の数日は特に問題なく過ごしていたのだが、3日目あたりから、あきらかに体のあちこちがかゆい。
気のせいだと思いたかったが、どうやら気のせいでもなさそうだった。
特に頭皮や首周りがかゆく、気づくとかいている。
これはダメかもな、と思い、ビラノアに戻してみると、かゆみが治った。
あ、ちゃんと抑えてくれてる感。

というわけで、病院で報告してみたところ、
先生はまだ、あくまでルパフィン推し。
たまたまそういう状況になっている(色々説明されたらが記憶が薄い…)みたいな感じだったが、まぁ引き続きビラノアにしときましょうか、ということになった。
また数ヶ月おきに様子を見ることになった。

それと、金属アレルギーのせいか、紅茶を飲むと蕁麻疹が悪化していた夏。
そのことをすっかり忘れていたが、ほうじ茶や麦茶を飲んでもなんだかかゆみが出ていることに、秋口あたりに気づいてしまった…。

もう日常の喉を潤すものは、水くらいしかなくなった。
これも受け入れて生きていかねば。
なんなん蕁麻疹、もう。

冬は冬で困る機械性蕁麻疹と、気づけば肌よわよわ人生


機械性蕁麻疹といえば、夏はスケルトン生活がつらかったと前回記したが、
冬も冬でさ、そういえばそうだったよ・・という去年の苦労したことを思い出した。
それは、「乾燥」との闘い。

春が過ぎたあたりからすっかり忘れていたが、乾燥と蕁麻疹もすこぶる相性が悪い。

日常と仕事中の動かなすぎもあり、足のむくみがひどく、着圧ソックスを履いている。
余談だが、不思議とその着圧では機械性蕁麻疹が出ない。
謎だ・・。

その着圧ソックス、というよりは、パンストなどのナイロン系素材に近年弱いせいか、足首まわりが致命的にカサカサしてくる冬。
保湿を忘れると一撃で粉をふいてくる。
そうなると、ただでさえかゆくなるのに、一瞬かいたり擦れたりしたことで、すごいスピードで機械性蕁麻疹が発生。
かゆさは5割増しとなる。
風呂上がりに手足に保湿をしてガードしないと、夜な夜な酷い目にあう、ということを1年ぶりに思い出した。
まだまだ蕁麻疹生活が板についてないな、と思った。

あとは、肩紐ストラップなどの綿以外の素材のところだけが赤くなってかゆくなることが多くなってしまった。
こうなると、もはや蕁麻疹なのかナイロン系にやられているだけなのか、わけがわからない。

意識的に綿素材の服を選んで着ているのだが、たまに違うデザインのものを着てみたくなって衝動買いした服は、ナイロン系の素材が肌に当たり、かゆみ炸裂。
全然ダメになってしまった。

肌着も全て綿に買い直したし、服も綿、ヒートテック系も裏は綿。
何を塗っても、何を着ても、何を食べても、肌トラブルとは無縁だったのに、50歳過ぎてからことごとくダメ。
困ったもんだ、まったく。

ということで、2025年もよろしく皮膚科、てことで。



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