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気になってる人に「いつもの待ち合わせ時間って何してるの」と聞かれて、咄嗟に噓をついた。
私には少し前までちょっと気になっている人がいた。その人はいつも待ち合わせ時間に遅れて来る。
私は、人を待たせるよりは待つほうがなんとなく気持ち的に楽だし、その時間だからこそできることがあって、苦ではなかった。むしろ待ち合わせの時間を楽しんでいた。
なぜならその時間は気になっている人を待つ時間でもあり、大好きな銀杏BOYZの峯田和伸さんのブログ、『峯田和伸の朝焼けにゃんにゃん』を読む時間でもあったからだ。
ある日、その人からふと「いつもの待ち合わせの時間って、何してるの?」と聞かれた。私は咄嗟に「漫画読んでるよ。」と答えた。
「何読んでるの?」「モブサイコ100。」なんとなくその人が好きそうな漫画。「えー、だったらワンパンマンのほうが面白いよ。」
「へー、そうなんだ。」と言いながら私のスマホ画面は、峯田和伸の朝焼けにゃんにゃんの『僕はどこにも属さない。』のページを開いている。
「銀杏好き?」とか聞けてたら・・・。
こんなことがあればいいな、という半分フィクション、半分ノンフィクションの出来事でした。
銀杏BOYZ「ナイトライダー」を聞きながら。