ぼっち在宅介護 じゃない電気柵とジョージアワインの話
昨日、山の奥にある畑に電気柵をしました。
山奥で両隣を耕作放棄地に挟まれたウチの畑は、イノシシにとって、誰にも咎められず、見られることもなく、ミミズを掘り放題のフリーバイキングでした。
食べ物を植えるのはもちろん無理で、ハーブなどなら嫌な香りが毛皮につくので来ないかもと言われ、植えては見るけど根がつく前に掘り返されて散々…
いくらか侵入するのはいいとして、畝を壊す、苗を掘り返して根が乾くのには我慢堪らなくなって、英断しました!
「オヤジ、電柵しないとだわ。Kちゃんも私も士気が落ちる。誰が継いで何につかうにしても、電柵くらいはしといてやらないと頑張りきれないよ」と父に頼み了承してもらいました。
今更の電気柵設置、素人な夫婦は困った時のイトコ様に指導とお手伝いをお願いしたんだけれども、イノシシの嫌がる位置取りが予定と変わり…面積が広がり、距離も伸びてしまいました。慌てて草刈りが必要になりまして…
イトコには、草刈機をとりにかえってもらうはめになりました。
でも、おかげ様で5時間かかって、
防草シートを敷いて杭打ち、
支柱を立てて柵線を引っ張り終えました。
いよいよ、装置をつないで電気を流そうとすると、大雨が!!!
しかも、電気流れない⁈
土砂降りの中、あーだこーだして、電流が流れて。。。ほっとしたら、雨が止みました。。。
イトコ様には、思ってる以上のお手伝いをしていただき、しかもずぶ濡れにさせてしまい、申し訳なかったです。
が、私たちには、秘策があります。
感謝の気持ちを伝えるモノを用意できていました。
ワインがお好きなイトコ夫婦に、お礼のワインを買っていたのです!
ジョージア(旧グルジア)産
ケサネワイン
黒ブドウの色素を使って白ワインを作ったという、嘘みたいに美しい空のような水色をしたワインです。
ケサネとはわすれな草という意味だそうで、あ、わすれな草色かもしれませんねー。
ジョージアは、ワイン作り発祥の土地らしく、素晴らしい技術があると、ジョージアの大使がテレビで話されていました。
グルジア時代はロシアにワイン販売を依存していたそうですが、ワイン製造をはじめいろいろ脱ロシアをしなければ!という国情が出てきて。今、国をあげてジョージアワインを大使が宣伝しているとのことで…(だいぶ難しい話はハショリました、すみません)
「そんなことなら、ぜひ買いたいよね!」といいつつも、我々は、ワインを飲まないのです。酒が飲めません。
以前、イトコに好きなものを聞いたら、
「ワイン」と返ってきて困ったくらいです。
「味のわからないやつにもらっても困るわなあー」と、これまであげれずにきましたけれど…
こんなメッセージや物語のあるものは、ギフトにするしかない!というヤツで、
なんかの折には秘策として出すつもりで購入しておりましたー。
うひひひひひ。
ありがとう、ジョージア!
ありがとう、ケサネワイン!
ありがとう、イノシシ?
ま、気持ちが伝われば、いいよね。
イノシシよ、畑の外で遊んでくださいな。
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