第一難関突破!交渉は痛み分けで
※長いです…
Negotiation《交渉、折衝》
これってなかなか大変な仕事だと思います。
仕事で…
友達間で…
恋人…
夫婦間…
家族間…
いろんな場面があると思うのですが…
誰に対してかで、理解度に開きがあって、難航することたくさんあると思うのです。
で、高齢者や介護とかに関わると…
認知度やこだわりやがもう我先に出てくるでしょうし、記憶が持たないとかもあって…
言った言わない話がぐーるぐる。
なかなか良い方法が見つからない中、
「ま、これ最善だよね?」ってみんなで悩んだ方法を本人がいきなしぶっ潰したりすることもあって…
かと思えば、「あれでよかったのに」なんてケロッと言いだしたりで…
なかなか介護キーパーソンのコントロール下におさまらないことあると思います。
で、なかなかうまく進まない、折り合いがつかない状況が長く続きますと、誰かのためにやっているキーパーソンの方が壊れてしまう…
壊れるまでもいかずとも、
怒りがかってしまう
悲しくてたまらない
そういう負の方向に気持ちが向かうと…
なかなか状況は明るくなりませんし、何より周りに優しくできなくなります。
言葉や態度の端々が激おこモードで、その周囲が戸惑ったり…
お馬さんに🥕にんじんをぶら下げるとかいいますけどね。
お馬さんだって、愛があってはじめて、にんじん🥕をいただいて、「あ、あっちに走るんだね」みたいなことやと思うんです。
ただのにんじんには、愛想はないと思います。
高齢者には…
にんじん🥕に、めっちゃくちゃ愛を込めて、
Negotiation《交渉、折衝》するしかない…
と、ま、母の認知症への向き合い方に失敗した私。
周りの方々にいろいろ教わって…
高齢者の方への話しかけとか
気持ちの聞き出しを学ばせていただきまして。
やっと、こんな距離感、声がけだとどうかな?ってところが見つかってきた気がします。
さて、
義父なんですが。
一人でも田舎にいたい!
施設は嫌だ!
地域の役職(?)もやめない!
などほかにもたくさんの我を通してきました。
キーパーソンの家族も
ケアマネさんも
ヘルパーさんも
みんないっぱい思いを寄せてきてくれたと思うんですけど。
いつもトラブルがあるみたいで、なかなかうまく回りませんでした。
で、もう、介護環境と費用面、人材面、全てが崩壊しそうになりました。
もう、遠距離介護が難しいのではないか?
と私は思いました。
義父にはかなりの執着がありまして。
本当にこれまで義父から引っ剥がすことができませんでした。
それで、主人の出動になりました。
が、突然現れたキーパーソンでない主人に引っ剥がしができるのか?という話。
主人は、珍しく過去の義父との交渉に成功した話を何度も繰り返し話してきます。
(なんとなーく、難しいかもしれない…という不安があるからに私はみえました💧)
だよな…
ここまで10年くらい誰にも『うん』と言わなかった人。
主人…
今、仕事の忙しい時期らしい…
⚫︎かなり遠方まで車を飛ばして帰還すること
⚫︎気難しい義父に交渉にいくこと
⚫︎義父だけでなく、介護周りの環境の整備も考えねばならんこと
(施設とか、費用とか?引越しや手続きとかもあるかも…ヤバいよね💧)
考えただけで、
主人の方が、事故るか脳梗塞かなんかで倒れるな!って思いました。
とにかく、義父だ!
「うん」と言ってもらわないとだ。
なんか、切り札ないやろかー🎴
瞬殺できる技ないかなー🤜🫷
どっか突破口ないかなぁ…
とにかく、主人にパワーのある⚔️剣か印篭を持してやらねば。。。。。。。
いろいろ事故るかも💧
状況としては…
「施設に入って大人しくしてほしい」
元気なうちはコレがうまくいかなかった。
で、今になって、施設を探すと…
待機がいっぱいで入れない&お金が足りなくなってる…
本人も嫌がるかも…
でも、どっかいれないと…
とにかく足らずを工面しないと…
で、見守る側皆が超ストレスを抱えている…
あちこちのリーズナブルない施設を探す。
見つからない。。。気持ちが下がる…
一休さん
👉🧑🦲👈
チーン!
これから、私たち夫婦は家を構えるわけで…
今なら、割り切って義父がいるバージョンを考えやすいのではないか?
同居であれば、まず介護費用が抑えられる。
義父が義父の金でやりきれれば、金の心配はまず減る。
主人は、土日に自分で見る覚悟を決めていたので、今の家に近い街中の施設にこだわってました。が、土日に責任果たすなら、田舎の家で責任果たせばいいじゃん。
平日、私が面倒見たらいいんだろ?
しんどくなったら、ショートは入ってもらおう。透析行って、デイにも行ってくれるなら…
オヤジの時より自由時間があるんじゃね?私。
と、思いつきました。
貧乏くじかもだけど。
こっちの要望を飲んでもらうには、こっちも痛みを受けねば、話はそうそう通らんぜ作戦。
義父。
家族が施設に行け行けという。
地元でもなんとなく周りと距離ができてしまった。
ケアマネもヘルパーも問題ある高齢者対応になっているかも。
どうしたって本人は疎外感しかない。
義父が選んだ道だけど…
この疎外感がわがままの起爆装置なら…
息子の「うちで一緒に暮らそう」は
最強のパワーワードにならんか!
私たちは望んでた訳でははないが…
とにかく、今、スーパー最速で、この諸問題の策を見つけたいのだ。
他に義父が「うん」といいたくなる策があるか?ないだろ?
主人に話すと…
「たしかに…😑晩年一人寂しくってのも…
こっちには〇〇先生も看護師さんもそろってる…1番安心やなぁ。。。」
「ま、私の負担考えてんねやったら、稼いできて、えー家🏠にしてくれたら、ま、トントンやで。交渉材料に使っていいで。」
となりまして…
現地着いた様です。
話ししました。
ちょっとインパクトあったみたいです🤣
「ありがたい」と。
かなり…寂しかったようです。
先程、義父と私電話かわりました。
「お義父さん、天皇陛下も引退する時代やで。もうええやん。こっちにおいでよ。ワンコ飼ってくれるって言ってんでー。」
「そりゃええなぁ。受け入れてくれるんかぁ。なら、そう言う方向も考えて…ありがとう…」
だそうです。
とりあえず、第一最大難関突破したようです。よかったぁ…
ま、まだ問題はいろいろあるのですが、ここが最大難関だったみたいなんで、事故らずよかった。。。
「事故しないで帰ってこいよー」と電話を切りました。
あー、ハラハラしますな!人生ってヤツは。