ぼっち在宅介護 冬支度《mission1》床を貼り替える計画
今年の初め、大寒波がきて…
父の部屋のエアコンは新しくしたものでしたが、寒波すぎて暖房がきかず…
川沿いの北西角にある父の部屋は、寒波と暖房の温度差で、窓は結露、壁にしずく、床に水溜まりができました。
湿気取りを並べ、窓にプラ段を貼り、外からブルーシートを吊りました…外からブルーシート、意外と威力があって、びっくりしたのを覚えています。電気代もえらいことになりました。
今年は、父の体力が一年前とは違います。夏場にバテかけました。
寒い日に、私一人でブルーシートをかけたくもないし…部屋うちをべちゃべちゃ+カビ発生もしたくありません。
さて。どう冬を越すか…
電気代をどうするか…
万一、父にもしもがあっても、それはしかたない。けれども、なりに、平たく、さらには建設的に、かつ俯瞰的、いろいろ考えてみて…
ヤッテミトケバヨカッタナ…
と言うのは、、、できれば少なくしたいわけで…ま、在宅介護4年目。
5回目の冬に、無支度で突入するほど経験不足ではないと言うのが私の強みです。
で。
父のお小遣い財布に、少しだけお金がありまして、貯金に回してもよかったのですが、大した額ではないので、父の今に使うのもいいよなぁとも思ったりしていました。
で、父と話し合いました。
食べるとかに使いますと、すぐ消えてなくなります。着るとか、置くなんてモノももういりませんし。貯金をして残された者に託すには、あっという間に消えてしまう額です。ちまちま貯金をしているので、それはそれ、これはこれで父が父のために使えばいいと思いました。
冬と戦う準備、今とこれからの父の未来に役立つ事に使うのはどうか?と思いました。
①また車椅子に乗って、縁側リハビリを再開できるように…
②車椅子に移乗する際に滑らないように…
③冬の寒さや結露から快適に身を守ってくれるような…
④電気代が安くなる
「そんなクワトロ効果空間にする!」
「しかも、安く!」
と言うことを話してみました。
父は、「今更そんなことせんでも…」と最初は言いましたが…
今回しなければ…また、私がブルーシートと除湿剤おきまくり対応をせねばならないし…
この冬にそれが効くのかどうか?
しかも、電気代はまた跳ね上がるだろうし。
それに、父自身がそれで冬が越えられるのか?と言う話をしつつ…
万一、父が母より先に他界をするようなことがあって、その時、母が事情で行く先がなかった場合、誰もがお金のない可能性はかなりあります…その時には環境をよくしたくてもできないだろう話もして。
その万一時、母を誰が見ているかはわからないけれど…
きっとこの部屋が使える状態であれば、その人の助けになるかもしれないし…と話しました。
とにかく、一石何鳥かになると思ったからです。
父だけではなく、次の先の人の立場になって考えるように言うと、父は納得しました。
さて、予算はお小遣い財布に残るだけですからシビアです。
最小の費用で最大級の効果+インパクトが欲しいわけです。ハイ。
夏のぐったりした父の様子を見て、その時からじわじわと考えてきました。
この夏を越せたらやるぞ…と。
父が復活した晩夏すぐ相談し、情報を集めてきました。
まず、何をおいても床!
床をバリアフリー+滑りにくい+転けても安心!!
+床材自体が、調湿性があり、断熱要素のあるモノ
そんな
床を絶対貼りたい!
コストがあわなければ、DIYするぞ!と決めて、材料と資料を取り寄せ、数軒見積りを依頼しました。
ま、はい、なかなかしますです😭
が、今回は、クワトロ効果を考えると、
床は外せないと踏んで…
壁天井はそのまま。
窓は、床次第で考える!ってことで。
DIYも…
父を介護しながら、平日のスケジュールをこなしながらはまず無理!って事で。
悩みましたが、一番リーズナブルな価格のところにお願いすることにしました。
が、です。
工事の際、父を部屋から前日から出さねばならなくなりました…
「さすがに、高齢者がいるそばでトンカン🔨できない」といわれました。
一日かぁ…
ですが、父の体調が安定しません。
夏の暑さを引きずる秋がしばらく続き、エアコンのない部屋には移動させられません。
しかも…移動自体ができる体力があるのか?
せん妄は大丈夫か?と言う難題もあり。。。
時期をズルズル延期しながら、気温と様子を見ていました。
が、もう、いつかに決めねば、材料の調達も怪しくなりますし、年末になれば、また人が手配できないなどもあるでしょうし…
で、床張り決行日を決めたのです。
そして、父の移動する一日で、できるだけのことが済むように、同一日に盛り込む計画にしました。
はぁ…
mission1なんとかやりきりました…
前日に、父、無事脱出。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?