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透析義父日誌、はじめます

父の初盆があけました。
来春の父の一周忌までをガッツリやってから…
夫の父、義父を受入れるつもりでいたのですが。来春の同居を聞いた義父は、体調やら心情やらが、波を打つようになってきまして…
お盆の前からいろいろな問合せがケアマネさんから来るようになりまして…

ここは一つ☝️フライング移住しよう!
と考えて、夫に打診。
夫は…仕事で二拠点生活中なので、介護やそれに関わる諸々が私にどんかぶりするため、「そうしよう!」という爽やかな言葉はなく、「できるんか?(環境的に整うだろうか?)」という感じの反応だったと思います。
でも、そうしかないな…というのが現状。誰かがやらねばならぬことなわけです。


で、じゃ、長男嫁じゃない私がするべきことか?の話でいくと…
正直、誰でもいいと思うのですよ。
できる人がやるべき。
で、やらない人は、やっている人に気持ちを寄せるだけでいいのではないかと思っています。 (いい子ぶる気はありません。下記に理由書いてます)


もちろん、介護を仕事にしたらば、いくらになるとかの話ですけれど…どうしたってできない環境の人もいるだろうし、向かないタチの人だっているわけで。
無理をして、ケアをする側が病気になったり、病んだりしてまですることではないと思っているので。やれる人がやる。それでいいと思っています。


義父は、なかなかのお坊っちゃんだし、生まれた順番も、仕事も、ある意味恵まれていた方のようですので…なかなかのわがままが過ぎるところがあります。
かなりの田舎の田舎ですから、当たり前に封建的な空気があって、女は無償で家のことをするのが当たり前な感覚、いや、させていることに気づかないくらいではなかったかと思います。
根っから悪い人ではありません。いけずな感じもありません。が、ご本人だけは自由に勝手に過ごしてらした。怒る、拗ねると面倒なところもあって、周りがいろいろ手を尽くしてることに感謝の意を伝えることもあまりなかったのではないかと思います。


だから、家族は皆、義父に優しい。
というか、絡むと面倒なので、本人の責任において全許可、口を挟むのもやめておいてあげる…そんな図式が成り立っていた気がします。

義母には、皆、力や気持ちをわかりやすく注いでいました。義母は皆に優しかったし。
で、義父に対しても義母は優しく甘かったです。
だから…義母が他界してからは…なんとなく、なるようになるだろう余生に皆がふわっとしてきた感じが私にはあります。

仕方ないのです。
生まれとか、風土とか、そっちの空気感なんて、そこで感じてきた人にしかわからない難しい気持ちがあるのですから。


で、第三者、介護のプロの介入をじわじわと進めたりもしましたが、なかなか本人が受け入れず、ケアマネさん、ヘルパーさん、デイ…に対してすっぽかしやらサボりをしたりとかなりの失礼三昧で、家族にも周りの皆さんにもご迷惑をかけ続けてきたようです。


昨日、ケアマネさんと話をしていましたら…

「これまでは、本当に…好きなようにされてきて(ルールマル無視)…まるで世捨て人みたいなお暮らしだったんですけれど、顔つきがかわられました〜。少しでも元気になって息子さんのところへ行くとおっしゃっています。」


世捨て人…😅
そんな感じでしたね😂
(きれいな言葉で表現されてますが、相当ひどい人でしたという報告でもあります🤣)


今更、家族に「ありがとう」も「ごめんな」も言えない。
世話に来てくれるスタッフさんにも、どんな顔をしたらいいのかわからない…

風土的に、皆さん、諍いを起こしたくない人が大半で、グッと思いを飲み込んでしてやりすごしてくださる人ばかりだったんです。


で、ま。
私はですね。義父とケンカできる人なんで。

「それは、お義父さん、おかしいよ👉」と言っちゃうし、気に入らなかったら無視もできちゃう人なんで。(過去にひどく⚔️やったことあります😜でも、しれっとお義父さんが何もなかったように寄ってきてくれました😛)

そーゆー奴がですね。
「それは人としてあかんで👉👴」と言えば、費用対効果もよろしく、やれることがあると思うので、やることにしました。

それができるのは、夫がやっぱりちゃんと介護に対して、私に対して、周りのサポートチームの皆さんに対して、尊敬とか思いとかをちゃんと見せてくれるからです。
(もちろん、常に低姿勢とかではありませんよ。多少のケンカ、テメェなめんなよ😾みたいなことはあります😆)


仕事とか環境とか事情で介護をできない人は、
(介護されるご本人も含め)
手をだせない以上、
やり方に口を挟むのではなく、
介護する人に対し、
尊敬を持って、言葉や態度にしてくだされば…
きっと、どんな人が介護を担っていたとしても、
その人の労力や気持ちは報われると思うのです。


ただ、相手も人なんで…
義父のように
感度の低い人、今更気持ちが出せない、
などいろんな方がいるので…


いいタイミングで、感謝や気持ちが伝わったりしたらば、それはめちゃめちゃラッキーと思うほうがいいのだろうなぁ…と、
我が父の介護を経て思っています。
(この経験があって夫は考え方が少しずつ変わり。義父のケアを我が家で受け入れる覚悟ができました。)


さて、介護のセカンドシーズンはじまります!

義父との大喧嘩上等です🤜

ちょっとフライングで、
透析高齢者の移住準備からを日記に記していこうと思っております。

どうぞよろしくお願いします。


追記)
トップの写真は、先日まで義父が1人暮らしをしていた部屋…
田舎は離れない!施設は嫌!透析に通わないと!で、病院横に1人暮らしをしてました。
田舎で二拠点生活、自由に遊び暮らす…そりゃ…体もお財布も風邪ひきますわね🤧

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