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透析義父日誌10 転院完了②

さて、昨日一昨日のことですが、記憶が薄っすらしてきています。私の方こそ、認知力に不安を感じる日々です。

自分で読み返してみて、あーそうだそうだ😩という感じです。


入院手続きをざっくりしましたら、主治医の先生とお話しする時間を作ってくださいました。

義父本人を交えて、シャント部分の状況説明をいただきました。
家族立ち会いの元、治療を主治医の先生にお任せする本人の意思がとれたところで、義父は病室に戻っていきました。


先生は、場所を変えて、相変わらず、熱意と誠意ある眼差しで、夫に改めて挨拶をされました。
(お若いのにちゃんとしてはるわぁ…)


で、改めて、

⚫︎透析、シャントのこと
⚫︎治療法 ①バルーン🎈法
⚫︎治療法 ②もう一度手術をする
⚫︎入院について
⚫︎今後の生活について
◉延命治療について

のお話タイムでした。


まず、先に、あまり良くなさそうな義父のシャントについて、改めて見解を話してくださいました。

🤴「まだ、触診だけですが…あまり良くないと思います。酸素も吸ってらっしゃると聞いています。シャントが狭く(細く)なっているのではないか?と思います。」
👉血管が細くなり、思ったほどきちんと透析が行えてないかもしれない…かもかもかも

🤴「透析担当は腕に入って行く血と出てくる血の量をみているだけなので、シャントがうまく機能しているかは、あまり判断できないかもしれません。あの固さだと、かなり良くないのでは?と思います。もちろん、来週検査してみてなんですが。
対処法は2つ✌️バルーン🎈法っ言って、風船をいれて細くなった血管を広げる方法。これは、一見広がりますが、持って3ヶ月なんですよ。もう一つは手術です。シャント手術は、できるだけ下に作ります。詰まったら、またその上に、と次の手段を残すためです。お父さんの右腕は、もう厳しいかもです。で、左なんですが…過去にダメだったみたいですね。まだ、わからないですが、もしかしたら左いけるかもしれませんから見てみますね。」


地域医療連携に基づき、義父が通っていた病院からデータは届けていただいてました。
追加で、手持ちで持ち込んだデータと合わせても、かなり情報が少なかった?
どうも、🤴先生の知りたい情報がたりなかったようです…💧


🏥A 透析だけをする病院
🏥B シャント手術だけをする病院

これまでも、転院の医療連携の相談も、
あっちに聞いて、そっちに聞いて、な感じで…なかなかようを得ませんでした。
地方の地域医療の現実を知ります。
もしかして、これまでの治療ずさんだったのかい?

🤴「心臓も手術されてるんですよね?それも、具体的な記載が…」

夫⛄️「スミマセン。。。わからないです。。。」

他の家族が見守りをしてくれていたため、もう全く我々はお手上げ🤷🤷‍♀️でした…


王子🤴先生は、
「うー🤔ま、検査しますので、コレからの治療はまたご相談させてください。ただ、心臓手術に関しては、こちらの病院ではできないので、近くの〇〇医療センターと連携をとることにはなります。」

⛄️「はい、大丈夫です、よろしくお願いします。」


そして、延命治療についての話をされて…

🤴「僕は、必ず80歳以上の患者さんの入院の際は、必ずご家族様の希望をたずねています。ご本人さんは、気持ちが暗くなってしまう方もいるので、一先ず、ご家族様にご確認をさせていただいてます。」

夫は、6時間の道中の間に、義父といろいろ話をしてきたらしいです。

夫は…
私の父の介護を見てきて、最終段階での延命治療は望まないけれど、水分の点滴や吸引、酸素の導入までは、延命治療じゃないとして受けさせてやりたい旨を話しました。
義母の最後、施設にいた為、施設のルールで「思ったように水分点滴を入れてあげられなかった…。そこだけ後悔が残った」と話しました。

🤴「わかりました。そうなんですよ。人それぞれ、延命治療のボーダーラインが違いますから。そこをしっかりとお話できていると助かります。が、いつお気持ちが変わっても大丈夫ですからね。いつでもなんでも言ってきてください。」

⛄️「ありがとうございます😊今、お話できていると安心です。彼女の父は、最後まで食べて飲んでいましたので。そうしてやりたいです。」

🤴「え?在宅でお父さんを見送られたんですか?良くできましたね、がんばりましたねぇ。
今度はご主人のお父さんをお迎えになって在宅で介護をと考えてらっしゃるわけですね。わかりました。相談しながらやっていきましょう。でも、家に連れて帰って、介護で家族が疲弊してしまうのは良くないですから、無理はなさらないように。私たちはいつでもお預かりしますからね。」

え〜😱
こんな病院あるんすか⁉️

私「あの…今度は透析もありますし、いろんな方々のお力を借りながら介護するつもりでいます。あの、隣のデイサービスにも通ってもらって、万一はこちらで見ていただける距離でと思っています‼️」

🤴「わかりました。お家を建てられて、普段は奥さまが面倒を見られると聞いています。お父さんのお部屋の環境が整ったら、一緒にいろいろ考えましょう。私たちは、いついつまでに退院しろとはいいません。環境とお父さんの体調を見ながら、相談しながらいきましょう。必要であれば、一カ月だけ退院して家に戻り、また帰ってきても構いません。私たちがいます。困ったらなんでも聞いてください。考えはいつ変わるかわからないし、変わっても大丈夫なんで。その都度、相談しましょう。」

え?マジで?
すげ〜!この先生、いや、この病院すごくない?という雑念の方が🌀ぐるぐるしはじめました😅(集中しろ!)

夫もすごく満足そうでした。




義父のために、
崩壊しかけた介護環境をなんとかなりたつようにと思って…
急遽、舵を切って同居の話に持ち込みました。

春に転院の予定のつもりが、体調が不安定になり、さらに急遽、転院を決意し連れてきたわけですが…
なんと、そもそもの透析シャントの具合がわるいとな?

しかも、その治療を即考えてくださるとは!

「逆に早く来てよかったなぁ!ラッキーやん」と、義父も夫も私も顔を見合わせました。


高齢になっての転居や移動は…
認知症を発症するかもしれないと言われます。
たしかに、そうなんですけれども。

🤴先生の言われるように、
良かれと思ってやっても、時が過ぎたらまた最良な方法は違ってくることがあるわけで。
相談できる人、場所、そうゆーところを見つけておくことが、まずは大事で。
都度都度、相談しながら先に進めばいいことなんだ…と、改めて思いました。

🤔そういえば、私の父の主治医も本当に父の思うように、父の状況にあわせて、臨機応変に対応してくださったなぁ!


それでいくと…
今回のMVPは、この病院の情報をくれた近所のおばちゃんです。おばあちゃん、舅、姑さん、お姉さんの介護までされて。
病院、施設、役所の助成制度まで、よくよくご存知でした。もちろん、時代が違うので、細かなことは、それぞれの組織に相談するわけですけれど。相談する先を知っている!情報力がすごかったです。

この病気なら、あの病院🏥
その疾患なら、〇〇病院🏥


元民生委員で、コミュニティが広い!持つべきものは、おばちゃん友達🤝
毎週の移動販売で、お礼をいいました。
私「またなんか持ってくわ」
👵「そんなんいらんいらん、けど遊びおいで」


そう。意外とね。田舎コミュニティ、面倒なようで、結構、大助かりなんですよねー。
ありがとう😊おばちゃん👵


追記)
最後、ハートフルにおさめてみましたが…
またヤツはやりました!
財布を無くしたヤツがいます!😑

一通りの入院手続きがおわり、下着だけもう一度届けよう!と車に乗ると…

夫⛄️「財布…ヤバい」
「はぁ?ないの?いつ?どこから?」
⛄️「まったくわからん…💧」
「はぁ?💢今思い出したん?」
⛄️「うん」
「私、今日見てないよ。家にあるかもやん。とにかく運転に集中し!」

たしか、高速道路で、義父にチキンやらを食べさせてきたようなので、義父の施設よりはこちらにあるはずです。家に着くと鞄はありましたが、財布は抜かれています。
夫はアタフタ雑に探します。コレいつも見つからない探し方です。

たしか…🤔財布を無くしたら見つかるようにとAirTagを入れていたのを思い出し、
「AirTagは?検索して!」
⛄️「あかん、反応ない!行こう!とにかく」
「どこへ行くん!」
⛄️「病院!」
「病院に行く前に電話で聞いたらいいやん。お義父さんの着替え取りに来たのに手ぶらで戻るんか?落ち着きい!病院になかったら、君の行く場所は違うやろガイ‼️」

病院に電話をしてみると…ありました😑
御礼を伝えて、着替えを用意し、遺失物係さんの勤務時間に滑り込みました。


ちなみに…
彼は、病院に着くなり、「トイレ!」とかけていきまして。私と義父はゆるゆる歩いて行ったんです。で、トイレで落として…拾っていただけていたようでして(😭ありがてぇ😭)
その後の入院手続きに緊張しっぱなしで、財布がないことに数時間…ヤツは気づかずにいたわけです。ハイ


とりあえず、年内、ケガと財布を無くすのは厳禁🚫にしました。


ちなみに、AirTag…
病院だと反応しないっすわ。
皆様、お気をつけください。


長くなりました。
ご清読ありがとうございました🙇‍♀️

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