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透析義父日誌29.1 相手を知るという作業

義父のことで、ちょっと不安な日々が続いてました。noteしようとしてもなかなかまとまらず…時間がかかっているうちに、気持ちの整理がつきました。
長くなりましたので、半分にします☺️


義父の面会が再開しました。
先日、『肉まん』連呼をされて、ちょっと…
しんどかったのです。

同室の方のインフルエンザで、面会が止まり、正直ホッとしてました、私。

お騒がせした年末年始にした認知症の検査。
医療的に「認知症はなし」の判断をいただき、
長らくケアをしてきた家族はショックだったそうです。「ウソやろ⁉️」と。

私自身も、先日の「肉まん」面会で、お調子者の義父にうんざりしてその場を離れました。
夫にその時の様子を伝えると、
☃️「俺、5分で無理やわ」と。。。


義父。真剣に説教をした日の前の状態に、逆戻りしてたんです…


果たして、同居したことのないこの人を、私に見ることができるか?
ずっとずっと、モヤモヤしてました。
不安で不安で仕方ありませんでした。ずっと。
エンジンをかける何かが見つかりません。


で、また面会再開となりまして…
この日の義父は、様子がまた違う。。。
ちょっと、鬱?という感じも受けました。
部屋を変えていただいて個室になってまして。
ベッドに座り、首を項垂れて机に乗せてました…え?大丈夫⁉️

「Mちゃん。きたよ。どうしたん?」

👴「あー。よう来てくれた。頭を支えるのがしんどいから、机に乗せていたんや」

はあ?(なんや落ち込んでるのかとオモタ)

「筋力が落ちてきとるからやね。リハビリで首も頑張ってみたらどうかな?前ばっかりじゃなく、後ろや左右にも動かしてみては?」

👴「練習の時はしとるよ😑」
と言って、軽くひねってすぐやめました。
そして、また、頭を項垂れていました…


「洗濯物持ってきたよ。血がな、あちこちついとるよ。お薬塗れとる?」
とたずねると、

👴「虐待されとる😏」
と、いいました。。。😑
(本人は、冗談のつもりです)

💢「そーゆーのよくないよ。言葉選び良くない!Mちゃんは冗談のつもりでいっとるのかわからんけど、相手の人が皆、冗談にとってくれる訳じゃないよ。誤解されるよ‼️」

👴「『虐待されとるように見えるじゃろ?』と言った」
と、すぐ訂正してきました。。。

😑オイ!今つけただけだろうが!


この人って、本当にこーゆーとこが良くないのです。家族にも周りにも。
誤解と言うか…
いや、なんかウケたいんだと思います。
人に注目されたい。
真ん中に行きたい感…かと。

ただ、もうやり方が無茶苦茶なんですね。
で、周りが会話をしたくなくなるんです。


本人は、ただ真ん中にいたいだけ。

でも、そのための努力とか何もしないんです。
そもそも頑張りたいとかやりたいことがない…
だから、頑張らないし…
周りも魅力的に思わなくなってしまう。

みんなが興味を持たなくなってくると、今回のような言葉選びをしたり…
具合悪い風を装ったり…


で、本当に具合が悪くなって、死にそうになる人。

はぁ。。。


とにかく、その場では、身体中に薬をベッタベタに塗りまして、背中もちゃんとチェック。

スタッフさん、きれいに管理してくださってました。ありがとうございます😊

手や腕脇肩、本人の手の届くところだけがガビガビになっていました。
結局、本人がこーゆー人なんで、こうしか管理できないんですよね。。。



で、イラっとしましたが、
面会15分の間に、腑に落ちない部分を埋めたくて、いろいろリサーチしてみました。
義父、やっぱり短期記憶があやしいのです。
話していて。認知症はないはずなのに。

たとえば、
⚫︎塗り薬、たくさんいただいてすぐ横にありますが、わかりませんし覚えてません。
⚫︎「顔を塗って」と言うと、顔を出してきます。
⚫︎私が着替えを持ってきてることも、覚えてませんし、話した内容も全くです。
⚫︎服が血だらけなことも気にしません。
⚫︎自分でできることをしようとしません。


で、ちょっと聞いてみたんです。

「私が着替え持ってきてたのも覚えてないの?」

👴「どうでもいいことは忘れるようにしてるから、覚えてない。どうしても覚えておきたいことは意地でも覚えておくけど」

「。。。。。」

あーそースか😑

なるほどね。
そーゆーことなんかー。

こーゆー人がいるんですねー😑

29.2につづく

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