ATで免許をとった話7~第2段階の学科教習と技能教習~
いよいよ第2段階について説明します。
第2段階は学科教習、11~26項目。技能教習、ATとMT1~19時限と予め決まっています。19時限目に【みきわめ】が行われ、みきわめで不良になると、みきわめが良好になるまで補習をしなければいけません。補習代は第1段階と同じで5400円(消費税8%の時)です。無論、補習する度にかかります。
さらに、みきわめを受ける前に学科教習、11~26項目を受講し、効果測定で90点以上を2回とらなければいけません。第2段階の効果測定は95問で、危険予測の問題が5問加わります。しっかり勉強すれば90点以上とれるので、効果測定を受ける前は必ず勉強しましょう。
■第2段階 学科教習の内容
学科番号11→教習項目1、危険予測ディスカッション
学科番号12、13、14→教習項目2、応急救護措置 Ⅰ 3、応急救護措置 Ⅱ
学科番号15→教習項目4、死角と運転
学科番号16→教習項目5、適性検査結果に基づく行動分析
学科番号17→教習項目6、人間の能力と運転
学科番号18→教習項目7、車に働く自然の力と運転
学科番号19→教習項目8、悪条件下での運転
学科番号20→教習項目9、特徴的な事故と事故の悲惨さ
学科番号21→教習項目10、自動車の保守管理
学科番号22→教習項目11、駐車と停車
学科番号23→教習項目12、乗車と積載 13、けん引
学科番号24→教習項目14、交通事故のとき 15、自動車の所有者などの心得と保険制度
学科番号25→教習項目16、経路の設計
学科番号26→教習項目17、高速道路での運転
◆学科教習について
第2段階の学科教習は時間割で11~26(15時限)あります。
〇学科番号11→教習項目1、危険予測ディスカッションは、13時限目の技能教習とセットで、2時間連続で実施されます。
〇学科番号12、13、14→教習項目2、応急救護措置 Ⅰ 3、応急救護措置 Ⅱを受けるには予約が必要です。
〇学科番号25→教習項目16、経路の設計と、学科番号26→教習項目17、高速道路での運転を受講した場合、1ヶ月以内に高速教習(技能教習16、17時限)を受けなければいけません。もし1ヶ月以内に高速教習を受けられないと、もう一度学科番号25、26を受講しなければいけなくなるのでご注意ください。
1日に受講できる時限数の制限はありません。時間割表を見て計画的に学科教習を受けてください。同一の学科を理解できるまで繰り返し受講できます。
〇持ち物、教習原簿。学科教本。ペン(学科教本に線を引くため)。
【注意点】
学科教習は1時限、50分と決められています。1分でも遅刻すると受講することができなくなるので、10分前には教室に行きましょう。
学科教習中に私語、携帯電話、いねむり、飲食は禁止です。退出になる行為には気をつけましょう。
◆第2段階の学科教習の感想
第2段階も第1段階の学科教習を教えてくれた教官たちが授業をしてくれます。私が思う難しい項目は教習項目11、駐車と停車の乗車定員と積載の制限。教習項目12、乗車と積載の駐車と停車の違い。駐車禁止の場所。駐車と停車の方法などです。学科教本を読んだり、練習問題を繰り返しといたりして覚えましょう。
その他に教習項目7、車に働く自然の力と運転の中にある二輪車についてを押さえておくと、試験の問題に出ても困りません。教習項目16、経路の設計と教習項目17、高速道路は高速教習の前(1ヶ月以内の期限)にやるため、最後のほうに受講する学科です。習う前に内容を理解しておくと覚えやすいです。最後に教習項目10、車の保守管理は知識として覚えておくと、自動車を買った時に役立ちます。
■第2段階 技能教習の内容
【AT、オートマチック】
1時限 路上 路上実車教習、1コース
2時限 路上 路上実車教習、2コース
3時限 場内 縦列駐車・方向変換、所内コース
4時限 路上 路上実車教習、3コース
5時限 路上 路上実車教習、4コース
6時限 路上 路上実車教習、5コース
7時限 路上 路上実車教習、6コース
8時限 路上 路上実車教習、7コース
9時限 複1 複数教習1、12コース
10時限 複2 複数教習2、9コース
11時限 場内 縦列駐車・方向変換、所内コース
12時限 複3 複数教習3、10コース
13時限 危険 危険予測教室、11コース
14時限 路上 路上実車教習、8コース
15時限 場内 縦列駐車・方向変換、所内コース
16~17時限 高速1~2 高速教習、高速コース
18時限 路上 路上実車教習、13コース
19時限 総合 みきわめ、14コース
◆第2段階の技能教習について
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