ATで免許をとった話5~効果測定、みきわめ、補習について知る~
技能教習6~11時限目で教官に教わったことや、言われたこと。さらに効果測定と12時限目のみきわめ、補習についてなどをまとめてご紹介いたします。
◆教官から教わったこと、言われたことの一覧
〇道路の真ん中を走行する
第1段階では車にまだ慣れていないため、道路(コース)を右寄りで走ってしまうことが度々あります。真ん中を走行するには、運転者の座席が道路の中心になるように意識することが大切です。サイドミラーで線に寄りすぎていないか確認する方法もあります。
〇ハンドル操作
ハンドル操作が上達しないため苦戦しました。カーブや右左折の時に回すのが早かったり、多かったりしたので外周を走り修正を行いました。運転に慣れないうちは、ハンドルを操作していると目線は下に向いてしまいます。近くではなく先を見るようにしましょう。
〇ふらつき
右折、左折、カーブなどで車が曲がりきる(ハンドルを真っ直ぐに戻す)前に、アクセルを踏むと車体がふらつきます。ハンドルを戻してから加速するようにしましょう。
〇左折
左折が心配だと教官に話したら、外周を何度も走ることになりました。
左折は曲がる前に速度を落として左に寄ることと、ハンドルをすばやく切って小回りすること、小回りしている間はブレーキで速度を押さえることがポイントです。縁石をイメージして曲がってください。
〇右折
ハンドルを動かす(右折する)ほうに視線を向け、先を見ます。横断歩道を挟んだ右折では、左右の確認をしてから曲がります。
〇S字
クランクは成功するようになりましたが、S字は脱輪ばかりしていました。S字は本当に難しいです。
【S字の失敗理由】
入り口で曲がるタイミングが遅れる。
入り口で曲がるタイミングに成功しても、ハンドルを少し戻すことに失敗すると脱輪する。
右寄りや左寄りになっていることに気づかないと脱輪する。
〇ポール寄せ
車を左側に寄せていき、ハンドルで微調節します。サイドミラーで縁石の寄り具合の確認も行ってください。車を平行にさせるのではなく、前輪がポールに対して平行になるようにすれば、車は自然と縁石に対して平行になります。
◆教官について
第1段階の技能教習で思ったことをまとめてご紹介いたします。
〇教官は男性が大半です。女性の教官は少ないです。
〇教官は人に運転を教える立場なので冷静です。声を荒らげて怒ることはほとんどありません。
〇技能教習では教官と雑談することはほとんどありません。話べたでも大丈夫ですが、受け答えはしましょう。
〇こちらができていないことや、何か失敗した時に教えてくれるのはありがたいですが、言い方が気に障る時があります。もしそういうことがあったら堪えましょう。
〇教え方がうまい教官は一部で、あとは普通の教官が多いです。その中には拒否登録レベルの悪い教官もいます。
〇教官も人間です。人によって合う、合わないはあります。どうしても合わない教官がいたら拒否登録をしましょう。
◆効果測定
学科教習、1~10項目を受講した後、みきわめを受ける前にやらなければいけないものです。
効果測定は学科教習で習う内容をマル、バツで答える問題で、第1段階の効果測定は50問でした。90点以上を2回とると合格です。しっかり勉強すれば90点以上とれるので、効果測定を受ける前は必ず勉強しましょう。
【効果測定の受け方】
受け付けで原簿を渡した後、パスワードを聞き、パソコンがある部屋で効果測定を受けます。
効果測定の問題はランダムで出題されます。ランダムでも問題によって難しさが変わるので、第1段階の内容を幅広く勉強することが大切です。
効果測定の受講時間は 【午前の部、午後の部、夜間の部】に分かれ、各時間帯に2回だけ受験でき、パスワードは時間帯ごとに変わります。私は午前の時間帯に2回受けて、無事合格することができました。それでも、気を抜くことはできません。技能教習でみきわめ良好をもらった後、仮免学科試験が残っているのでまだ勉強は必要です。
◆みきわめ
みきわめは技能教習の12時限目に行われます。私が通っていた自動車学校は最後のコース(第6コース)を走りました。そして、みきわめが通らないと補習になります。私は残念ながら補習になりました。
【第6コースについて】
コースは教官が指示を出してくれますが、覚えておくとスムーズに運転ができます。下記にコースのポイントを説明いたします。
〇出発地点
車が発進する時にいる地点です。右合図を出し、後続車に気をつけながらコースに入ります。
〇外周
ならしでも走ります。30kmを出す場所もあり、断続ブレーキができるようにしてください。
〇坂道発進
ハンドブレーキをしっかりかけ、安全確認をした後、ゆっくり発進します。ハンドブレーキを解除するのを忘れないようにしてください。
〇障害物
ルームミラー、サイドミラーで安全を確認したら、3秒前に合図を出し、目視をします。そして障害物を避け始め、飛び出す人がいないか目視で確かめます。
〇踏み切り
必ず停止線の直前で止まり、右左と音の確認を行ってください。
〇S字とクランク
S字とクランクは2つあります。どちらに行くか指示をしっかり聞きましょう。脱輪した場合は必ず切り返し・やり直しを行ってください。
〇交差点
信号に従い、停止線を越えないように気をつけます。右折は対向車に気をつけて右折してください。左折は左に寄ってから、速度に注意して曲がります。
〇一時停止
止まれの標識がある場所は、必ず停止線の直前で一時停止をします。
〇ポール寄せ
縁石に対して30cm以内に寄せ、ポールに合わせられるようにしてください。サイドミラーで寄り具合を確認できるといいです。
みきわめはとても緊張します。普段できることも失敗してしまうため、慎重な運転を心がけましょう。
●補習
まず補習はみきわめが通らなかった人がやるものです。ATは12時限目、MTは15時限目にみきわめがあります。私は補習になってしまったため、1時限補習する度に5400円(消費税が8%の時)が必要になってしまいました。
【補習になった原因】
第1段階でうめなければいけない項目がいくつも残っていたことと、あまり教官のせいにしたくありませんが、教え方の問題もあります。運転が苦手な人でも補習にならないように、教え方を統一してほしかったです。
【第1段階の技能教習の項目】
第1段階でうめなければいけない項目が、全部で22項目あります。
1、車の乗り降りと運転姿勢
2、自動車の機構と運転装置の取扱い
3 、発進と停止
4 、速度の調節
5 、走行位置と進路
6、時機をとらえた発進と加速
7、目標に合わせた停止
8、カーブや曲がり角の通行
9、坂道の通行
10、後退
11、狭路の通行
12、通行位置の選択と進路変更
13、障害物への対応
14、標識・標示に従った走行
15、信号に従った走行
16、交差点の通行(直進)
17、交差点の通行(左折)
18、交差点の通行(右折)
19、見通しの悪い交差点の通行
20、踏み切りの通過
21、急加速と急発進時の措置
22、教習効果の確認(みきわめ)
私が第1段階の12時限目(みきわめ)を終えた時点で、うまっていなかった項目は11、狭路の通行。12、通行位置の選択と進路変更。13、障害物への対応。14、標識・標示に従った走行。16、交差点の通行(直進)。17、交差点の通行(左折)。18、交差点の通行(右折)。19、見通しの悪い交差点の通行。22、教習効果の確認(みきわめ)。この9つでした。
その中でも19、見通しの悪い交差点の通行は、慎重にやらなければいけません。まず車が近づいていないことを確認し、次にそろそろと車を動かします。そして、身を屈めるように左右を2回ずつ確認します。
22、教習効果の確認(みきわめ)はみきわめに通るとうまります。
【補習にならないためにやれること】
私が思うポイントをご紹介いたします。
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