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「自分最優先」

ここ半年ほど「自分の健康を最優先」する生活をしています。

こんなにも健康を意識したのは初めてで、
食事、睡眠、運動のバランスをとることが
想像以上に難易度が高すぎて面白い感じです。
ワーカーホリックは自認していましたが
これも想像以上で、もう笑うしかありません。

日頃は人様の心身の健康に役立つことを
生業としているわけで、すっかりその生活の
リズムが全身全霊に染み着いていて。
良し悪しの問題じゃないけれど、今更ながら
あまりの人様優先の態度に呆れてしまいます。

もう少し自分に興味をもったほうが良いなあと考えて過ごしていたら、何となく止まっていた時間が動き出したような何とも不思議な感覚が
生まれてきます。

例えば、できるだけ身体に良いものをと自炊してみると、今までの食事は時間をかけないで空腹を満たすためのものだったとわかります。
体調にあわせて作るおかずは、地味だけど滋味深くて飽きがこなくて、私の好みはこういう味なんだとわかると、とても嬉しくなります。

食における自分の好みを改めて知ることは、とても新鮮ですが、その他のことにも、例えば場所の選び方やもの選び方も変化してきました。

今まで意識しなかった自分のことのあれこれに気遣う時間の流れにはメリハリがありながら、
緩やかです。

特に意識高い系に変わったのではなくて、相変わらず、生活態度は雑&適当です。しかしながら優先順位の一番を自分にする、のはなかなか気分の良いものです。

以前より自然にゆとりが生まれて、周囲に対する関心の持ち方、接し方も変わってきています。今まで目が行き届かなかったことにも
気づくようになり、自分最優先の恩恵は
計り知れません。

自分を最優先にすると、お節介しない、余計なことに首をつっこまない、ヘルプし過ぎない、わざわざ問題にまきこまれるような言動はしなくなります。

当たり前のことですが、実は私にはなかなか
難易度が高いものでした。ですが、やめてみると肩から大荷物を下ろしたような感覚。
もっともっと気楽でいいのよね。
と、つくづく感じています。

自分最優先で生きなければ、
結局は生きることの意味がなくなって
しまう。そのことの深い意味を
思い知る毎日です。









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