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村井嘉浩氏 宮城県知事についての疑問点

【村井嘉浩氏・宮城県知事についての疑問点】
  長い乱文で、すみません。

まず、深い話から はじめれば、、、

宮城県登米市に、国立ハンセン病療養所があります。
国立療養所 東北新生園です。
《1939年(昭和14年)10月27日、厚生省所管の国立療養所   東北新生園 (定床400床)として発足。 Wikipediaより》

その東北新生園を、村井知事は、何回 訪れた?
というよりも、、
病気や療養所、また病院について、村井知事は どのようなことを、考えている?

もうすぐ、 20年の歳月を宮城県の「王」として過ごす、村井氏に質問するのは、愚問だとも思うが、、。


◆  
私は幸いにも、8月31日に 宮城県庁で開催された「精神保健福祉審議会」を傍聴できました。

直接、村井嘉浩知事の話を聞けました!

もちろん、集められた、宮城県の17人の精神科領域のトップの方々からのお話も。(2名の審議委員は欠席)

しかし、村井嘉浩知事からの印象は、残念なことに 悪いものだった
精神科の中でずっと戦ってきた、先生方に対して、数回 失礼な言葉遣いがあったのと、そして  まるでトークショーのような軽薄な弁論ゲームじみた言葉じりもあった。
そのように、私は 感じた。

私は、数回 傍聴席から、、大声を上げて怒鳴りたくなったが、我慢した。(私は自分が偉いと思う。)

ドクターやスタッフたちという、ーーー「代表」であり、「県民の代弁者」への 敬意が、。。。

しかし、しかし、、

一度、、それについて、どうのこうのは、横において、

話を戻すと、、

不治の病、、長い期間の病、
ーーーー 病というよりも 場合によっては、自分自身の一部分として死ぬまで、ほぼ永久に自分の上に存在するもの、、時に憎み、時に自分の一部として扱う、、

親、兄弟、親戚からの遺伝的なものと言うならば、身内である その彼ら彼女らを憎む!!

そして、、
親、兄弟、親戚から少しでも悪く扱われたら、その彼ら彼女らを憎む!!

場合によっては、身内や親戚は 跡形もなく傷つけあったあげく、バラバラになる。

ハンセン病、水俣病、優生保護法。
それらを、ひとつにまとめては話せないけれども、
おそらく、それらはどれも国や県が関係している。
もちろん、精神病もだ。
(これだけ、そろえば、各都道府県には それぞれ3ヶ所以上の「人権センター」が必要なのは、明白だ。。私も、「人権」について語ることは、難しいし、日本人は「人権」問題がに苦手だ。。だが、私が  ひとつ知ったことは、、、失って傷つけられ、問題になった時に、はじめて、日本人は 大切な「人権」にまつわる問題を知るのだ。)

そして、、優生保護法裁判は 宮城県の仙台から はじまり、現在も進行中だ。

(仙台、石巻、古川、大河原??に、「宮城県立の人権センター」の設置が必要だ、と真剣に思います。)

⭕️
そして、、、
「結婚」というものを人類は持つ。

「恋愛」、 「恋愛」、 「子育て」、 「離婚」などもある。

我われ障害には、健常者より丁寧で詳しい、夢をもった情報が必要な「SEX」もある。
我々も生物の一員なのだから。
日本政府は 障害者が結婚することを、想定していないらしいが、、まず宮城県知事の村井嘉浩氏は、障害者の結婚などなどについて、どう思っているのか?
やはり、犬や猫よりも、下の生物扱いなのか?
植物以下なのか?

🔵
どうも、おかしいのだ。

村井知事は、おかしいと思う。
村井知事の相談役の人々や、ブレーン、 また村井氏が提出する書面を作り上げる人々。
その人たちもおかしいと、私は 思う。
(議論の中で、言い過ぎた知事を柔らかく修正させるフォローの言葉を告げ、場のムードを挽回するのも、補佐役の大切な仕事だろう。休憩時間を作り、その中で、すばやく進言することも出来たはずだ。)

先日、詳しい知り合いが言っていた。
『医療や、精神科領域や、その福祉を知らない人が、作り上げてるような気がする。』

🔵
私が、まず知ってもらいたいのは、   精神科での病は、軽くすむ人もいるが、  長くかかる人もいる。。

『人生』という言葉。
しかも、複数の人々の人生が、残念ながら、その一点にとても深く重なっているのだ。
患者、家族、友人、関わる人々。
それらの『人生の集積』なのだ。

🔴
知事が、わからないなら、   わからない事や  教えてほしい事を  専門家たちに 自分を 宮城県を 助けてほしいと、話すべきだ。

🔴
また、県庁にお金がないなら無い、と。これだけしか出せない、と。 このぐらい削減させたいのだ、と最初の段階で言うべきだ。
🔴
少なくてとも、19名の審議委員は、小さな利益など求めない。まして、勝ち負けのゲームなど楽しみにしていない。どの審議委員も、数十年の苦難に寄り添う生活の、エキスパートだ。

つまり、、小手先の変化の話ではなく、ホンネの部分を出せば出すほど、見事に 仕事を仕上げる人達なのだ。
県の苦しい事情や、言い訳を話せば話すほど、うまく行く私は思う。

これは、まさに、精神科の治療やセラピーにも似ている。

(オマケとして・・・
私が密かに思ったのは、、先生方が『なんと!、村井知事という お人は まるで子供じみた人間だ』ーーという観点に切り替えて、対応をそれにふさわしいモードにチェンジするのか?!、という、悪い期待です。

人と話をする、プロフェッショナルである審議委員のみなさんに、無謀にも 軽々しくぶつかって行くとは、、村井知事は計算の上なのか?、何も考えていないのか?

たとえ、知事が 荒々しく話しても、ネコをかぶって話しても、みなさん ある意味百戦錬磨のツワモノなのだから、、
うかうかしてると、村井知事の性格や生き方を、審議委員たちが、健康的にシッカリ治療してしまうかも!。笑い。)

🔴🔴
そして、私から、ここで、

ハッキリ言ってやる!

ここで、ハッキリ 言ってやる!!

精神科領域で働く多くの人は、、

県知事・県議会の議員たち・県庁の職員の、

【尻拭い】を、毎日毎日してやっているのだ!!

【宮城県の足りない部分】を、コチラ側のみんなで  進んでやっているのだ!!

おそらく、憲法からみても、本来なら、国や県がやるべきことを、やらないから、精神科の領域においては、医療・福祉・家族などが、文字通り「献身的に」やっているのだ!!

だから、そもそも、新しい計画を立てるなら、これまでのものが 何ひとつ欠けることなく、その上で 今までの倍の予算・人員に増やすべきだ。だが、しかし そうしても、なお まだまだ足りない状況なのだ!

( ヨーロッパ基準の 良い 精神科医療制度を、私は知らないが、、重度の医療が必要な部分こそ、公立や県立が キチンと担うのが、、常識だろう)

●●  
思い返せば、、
村井知事は、もうすぐ20年の知事としての宮城県での生活になるが、、

その20年の中で、精神障害者のために何か、政策らしい政策を 果たして行なっただろうか??

また、一例として、精神障害者スポーツについて見ても、宮城県から代表チームを送り出す支援や、小さな大会などは、おそらく何もしていないだろう。
その結果として、精神障害者バーレーボール部門では、ここ2年間宮城県から、代表チームを、東北大会へ送り出せていない。
その精神障害者バレーボール大会というのは、我々のスポーツ種目の中で、一番歴史がある競技なのだ。全国大会は、障害者の「国体」の中で開催されている!

村井知事や 県の、そういう狙いすました、不平等で非協力的な、悪意のある政策の集積があるために、我われ 精神障害者は、いまだに パラリンピックに参加できずにいる。ーーーというより、パラリンピックには「精神障害者の種目がない」のだ!!

村井知事は、もしかしたら精神障害者には スポーツなど不可能だ、と思っているのかも。。。

弱者や 障害者が、文句を言えないことをいいことに、、狙いを定め、徹底的にお金やサービスを削減する方針なのか?

政府自民党と同じやり方なのか?
福島や沖縄と同じように、、狙いを定めたら、非道な方法で 徹底的に 痛めつける。

その可能性があるなら、私達は、防御を最大に、何重にもしていかなくては!!

○○ 
たとえば、福島の処理水放出のように、   「まさか、国は 簡単にはヤラないだろう〜」という気持ちが、、→→ しかし、  やられてしまう。。

今回の宮城県知事も、同様に「まさか、簡単にはヤラないだろう。このプランはあり得ない!」が、、ヒョットすると やられてしまう可能性が高くなったようだ。

ふつう、あり得ない。やれば、悪夢の実現だ。

小さなクサビのような反論をして、ひとつひとつ確約させながら進むしかないと思う。「これは不可能」、 「これは無理だというデータがある」などなど、と当局と確認し合って。。

福島の処理水の件も、、そのように大きな・または小さな硬いクサビを、幾重にも打ち込んでおくべきだったのだ!!

★ まさか、そんなことはヤラないだろうーーーは、通用しないのかも知れないのだ!!

🔵🔵
最後に、、
嘘でもいいから、   精神科で働く先生やスタッフ、また家族会代表、当島者代表の前では、  ある程度、神妙にしてほしい。

私は、19才の頃から精神科に世話になっています。
私は軽薄で礼儀を知らないけれど、、
出来ることなら、私は あの日 審議会の傍聴席から立ち上がって、村井知事 あなたに怒鳴って、「先生に対して、その言葉は ありえないだろう!!」と、言って教えてあげたかった。

いろんな意味で、村井知事は 何かがおかしい。

これは、論戦のゲームではないはずだ。氏は、何かを勘違いしている。

共有する「ゴール」や、一緒に見上げる 崇高な「頂上」があるはずだ。【当たり前だが。。】
ふつう、そこに何度も立ち返りながら、確認し合いながら、進むものだろう。
宮城県民の、このゴールは 遥かにとても高い。絶望的なくらい。
その道のりはとても遠く地平の向こう側まである。それを、みんなが知っている。

だから、ふつうお互いに励まし合いながら進む。

何度も言うが、宮城県はみんな、全員が同じ船に乗っている。
そして果てしない目標に向かっているようなものなのだ。

敵は、目の前の人ではない。
目標のゴールを、全員が見ているか、どうか?
それだけの問題だ。

つけ加えれば、、、
知事や有識者には、宮城県の精神科領域の30年後青写真を語ってもらいたい。夢や希望でもかまわない。
そこに、向かうための現在の苦労を、少しでも軽くしたいのだ。
また、50年後に どのような状況になっているのかも。。

逆に言えば、、30年後までの目標、50年後にはヨーロッパや北欧に追いついているのか?
いつ、追いつくのか?

もしくは、すべて、はかない夢なのか?

どうせ、日本はずっとダメならば、すぐにでもヨーロッパなどに移住するべきなのか?

公の機関でない、、民間の、個人の、精神科病院やクリニックがある。多くのスタッフやボランテイア、家族の 多くの尊い奉仕がある。
 ★ 考えてほしい!
彼ら彼女らが、明日から その仕事をすべて放棄し、もし、九州や四国で働きだすことを。  または、楽な職業に転職していくことを。
彼らは 宮城県知事に依頼されて、仕方なく  その大変な仕事をしているのではないのだ!。彼女らも、もっとお金になる仕事はあるはずなのに。。

「人権」に、誰にも譲れない「プライド」に、深く食い込んで関わる仕事をしている施設や機関は、先進国においては多くが 国公立であり、人権の法的にも、繊細なケアとしても  とても厚く建てられているものだろう。

村井知事は、その難易度の高さを、少しは理解すべきだ。
毎日、人間の尊厳と 対峙している、言葉少ない、献身者たちを知るべきだ。

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村井嘉浩氏の経歴

第18 - 22代 宮城県知事(公選)
当選回数 5回
在任期間 2005年11月21日 - 現職
17年9ケ月???
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宮城県議会議員
宮城野選挙区 当選3回
在任期間 1995年〜2005年
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陸上自衛隊
軍歴 1984年 - 1992年
最終階級 一等陸尉・・・大尉クラス?
・・・・・・
防衛大学校 卒業

出身  大阪府



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