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「解説 ロシアの『部分的動員』は何を意味するのか?」The Moscow Times 2022/9/21

【記事の要約】
ロシアのプーチン大統領は、7カ月にわたるウクライナでの戦いで大きな犠牲が出たことを受け、「部分動員」を宣言した。「部分動員」では、昔徴兵された人、退役軍人など、書類上200万人以上いる軍事予備軍の30万人ほどを召集対象にする予定だ。これは、2月にロシアが集めた19万人の兵士と比較しても大規模である。アナリストによれば、予備役の動員は時間がかかるため、直ちに戦況には影響を与える可能性は低い。

【私の考え】
ロシアでは、徴兵令によって集められた兵士や軍事予備軍なども戦争に参加するようになった。今回の「部分的動員」は消耗戦を象徴する出来事だと考えた。また、欧米各国は、戦略的にウクライナに武器を与え消耗戦を引き起こしているが、その影響は両国にとどまらず、近隣諸国の軍事的不安定さを生み出している。この記事では、部分的動員は効果が薄いように書いており、消耗戦は何も変化を生み出していないように見える。しかし、実は果てしない周囲に影響を波及させていると考えた。


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