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「グリズリー増え保護の解除要請へ、狩猟再開も 米モンタナ州」 CNN 2021/12/12

【記事の要約】
米モンタナ州知事は、同州北西部の地域に生息するハイイログマ(グリズリー)の個体数が繁殖の目標値を上回ったとみられるとして、北大陸分水嶺の生態系にいるグリズリーを対象に絶滅危惧種の保護対象からの除外を求める方針を明らかにした。請願が承認された場合、過去数十年では初めてとなる狩猟の再開につながり、請願が米魚類野生生物局へ届けられれば、90日間の検討期間を設ける手続きに入る。

【私の考え】
グリズリーは、北海道に生息するヒグマと同じ大きさであり、北海道のヒグマも、保護政策の影響で春の捕獲が禁止されてから、生息頭数が増えているため、モンタナ州の事例は参考になる。生息頭数がめざましい地域のみを対象に、狩猟をするという考え方は生態系を守るという観点からも合理的であり、北海道においても有効だと考えた。また、グリズリーが多いイメージがあるアメリカと比較しても、北海道のヒグマは生息頭数が多く、生息管理からすると別の局面にある。


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