「デルタ変異株が猛威を振るう中、スプートニクVワクチンの入院予防効果81%を確認」 RT News 2021/8/27
【記事の要約】
ロシア、サンクトペテルブルクでは、7月3日から8月9日の間に、2つの外来診療所で、ウイルス検査で陽性となった約14,000人の患者のデータを分析した。この調査では、二回ワクチンを接種した患者は、入院を必要としない可能性が5倍高く、入院予防効果が81%あることが示されたが、査読は済んでいない。また、スプートニクVを開発した研究所では、デルタ型のためのワクチン改良に取り組んでいる。
【私の考え】
ロシアでは、ワクチン接種に対して慎重な人が多いため、デルタ型に対応したワクチンを開発しても、多く利用されるとは考えにくい。また、ロシアでは人口の約5%がコロナウィルスに感染しており、日本が1%未満であることを考えると、感染状況に大きな開きがある。ワクチンの有効性やコロナの感染状況がワクチンの接種を後押ししないことから、周囲の環境によって意見を変えないことがロシアの特徴だと考えた。