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「We are selling a product that we hope gets discontinued」BBC 2023/5/18

【記事の要約】
外来種は世界経済に年間数十億ドルもの損失をもたらしている。現在、こうした外来種を貴重な資源として利用する企業がある。2011 年に初めて大西洋からカリブ海に漂着した大きな海藻であるホンダワラは、水温上昇と海への肥料流入により10年余りで3倍に増加した。ホンダワラは、悪臭を放ち生態系にも悪影響を与えている。しかし、強さと柔軟性を併せ持つため、段ボールのような素材になる可能性を秘めており、研究が進められている。

【私の考え】
海藻のホンダワラは、日本では古くから佃煮や炊き込みご飯に使われている。また、アメリカで繁殖する外来魚ハクレンは、原産地中国では煮込み料理として食べられている。近年、気候変動により北海道でブリが捕れるようになった後、少しずつ北海道でもブリが食べられるようになった。このように、外来種もその土地に根付けば、新たに活用されることは自然な流れであると考えた。一方、違法薬物の自生や、外来種が自発的に増えると植物検疫所が機能しないことも、非常に大きな問題になる。


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