「イエメン・フーシ派が貨物船を拿捕、イスラエルは自国船ではないと 日本郵船が運航」BBC 2023/11/21
【記事の要約】
イエメンの武装組織フーシ派はかねて、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスとの戦争をめぐり、イスラエルの船をハイジャックすると脅していた。そして、19日にフーシ派は紅海でイスラエルの貨物船を拿捕したと発表した。しかし、日本郵船は英ギャラクシー・マリタイムから借り入れた自動車専用船「ギャラクシー・リーダー」が19日にイエメン沖で拿捕されたと発表した。また、イスラエルは自国船ではないと主張している。
【私の考え】
以前スエズ運河付近では、ソマリアの無政府状態による混乱により海賊行為が頻発していた。しかし、海賊対策を強化したことで近年の被害はほとんどない。各国の努力の上で成り立っている現在の秩序を乱すフーシ派や拿捕する船を誤っている様子から、内戦によるイエメンの混乱とフーシ派やそれを支援する国の影響力の大きさを感じる。