ここではない、どこかに。そう思うのはロマン主義の流れ？

さて、一時期、起業ブームがありました。理学療法の世界でも、病院勤務を辞めて、独立、起業された方をよく見ました。今も、される方はいると思いますし、それにより、クライアントから喜ばれる方も多いかも知れません。一方で、みなさまもご存知のように、起業し続けるのは、みんながみんな出来るわけではない。私も起業したい、病院でなく、自分で店を出せば、もっと、患者さんに、自分の思うことをやれる。などと思い、起業を考えたこともあります。結局は、病院勤めを続けさせて貰っていますが、おそらく、起業しても、お客様は来なかっただろう、続かなかっただろう、と、私と奥さんは感じています。
 さて、起業する理由は様々で、せざる得ない人、求められて、必要だから、など様々だろうですが、私の場合は、ここではないどこか、では、私はもっと成長できる、輝ける、認められる！と、思い込んで、思い込みたくて、どこかを求めていたのかと思います。
 この、ここではない、どこか、その思想の源流を、ロマン主義にあるかもしれない、と言われていた方がいました。
 あー、そうなのか、ちゃんとした流れに影響を受けていたのかな、と、なにか安心した、納得した私がいましたご、皆様は如何に。