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達人技を目の当たりにして 既に相手の思うまま

喧嘩もしたことない、売られても、買うこと出来ない、わたしは、そっと武術に憧れます。
えいっと、投げて、相手が、あたたたっ!と、そんなヒーローに憧れます。

そんな私は合気道に、通いはじめて半年がすぎ、とある練習日に、館長の技を見学する機会がありました。

それは、昔に、YouTubeの映像で見た事のある、達人技の1つ、相手が持ち上げようとしても、持ち上がらない。逆に崩されてしまう。
 
その技を、館長が、軽く実演されてました。

 そして、ふと、私に声をかけてくださり、押されても倒れないように、耐えてみて!と、言われ、自分なりにリラックスして、重みを下にして、構えてみても、スルッと、体を崩されました。

その時の感想は、崩される前に、たぶん触れられる前に、私の体がふわっとしたこと。ふわっと、崩された、という感覚でした。


そりゃ、
そう、ふわっとされたら、そうなるよね。

という。

これをどうやられているかは、分かりませんが、

物凄い力で、神秘の力で崩されると言うより、赤子の手をひねるように、赤子にされたような感じなのでしょうか。

先日の記事にも繋がりますが、

患者さんの膝は曲がらない、と思って、患者さんに触れるのか、
当然、曲がるよね、と、
感じて、触れるのか。

その確信の中で、ふわっと、ふわっと何かが吹くのかも知れません。

では。


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